2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

シェイに挑戦(8)台車が出来ました

今日は連休明けで、常時の1.5倍仕事をしましたが、模型への気力は残っていましたので、軸受けをすべて作り替えて固定して、台車にしました。最初は少しギクシャクしましたが、これは歯車を削った時のバリであり、慣らしていくと段々滑らかに回るようになりま…

卓上ボール盤

コンはボール盤にはかなりうるさい人間です。コレクションも沢山していますが、それはこれからの若い工作人に良い工具を供給したいと言う気持ちがあるからです。 しばしば入門用のボール盤の相談をいただきます。資金に余裕があればサカイのMD-1がベストです…

シェイに挑戦(7)軸受けの固定

挽き物の軸受けをダイカストの台車にどうやって固定するか?というのが、最後の課題です。こんなリングを作ってまず台車に嵌め込みます。 次に挽き物の軸受けをエポキシで接着します。ラインシャフト部分にはPOMから挽きだしたφ1棒を嵌めて、接着剤の流れ込…

シェイに挑戦(6)軸受け

大ベベルの中央が大きく欠き取られているのは、ここの車軸の軸受けがくるからですね。車軸とラインシャフトは直交するので、ここで受けないとインサイドフレームが必要になります。浜さんから言われましたように、インサイドフレームは一切使いません。それ…

シェイに挑戦(5)トレパニング

車輪にかかります。ギヤの取付かない側の車輪を外し、カラーやギヤも撤去します。 大ベベルを車輪に埋め込む為に、車輪の側面を削ります。突っ切りバイトを加工しました。手前側は削る内径より小さく歯を丸めてあります。 こんな感じでトレパニングしました…

ローラー運転台追補

13ミリの運転台を納品した方から、先従輪用の台をの注文がありました。ステイを組むだけで出来ますが、多少面白くする為に、ベアリングの欠き取り部分をそのままにしてひっくり返して組んでみました。 動輪がφ15程度ですと、タイヤの下縁は丁度スティの上縁…

シェイに挑戦(4)今日は歯医者さん

ベベルピニオンがギヤケースに納まって、アタリなく回転出来るようにダイカストのギヤケースを削るのは、もはや歯医者さんのレベル。歯科用ハンドピースとジェットカーバイトバーでひたすら削りまくって、全く引っかからずに回るようになりました。 昨日の画…

シェイに挑戦(3)厳しい!!

ベベルピニオンは大きいので少し削りました。 カットして、まだ切り代を残したまま、ラインシャフトの感じを見ました。 計算通り台車を削りましたが、まだ不十分の様です。かなり厳しい! もちろん大ベベルも削らなくてはなりません。大ベベルを削って車輪に…

ERコレット

ML210には専用のコレットがあります。φ2〜10までで、大抵はこれで間に合いますが、より細かい作業なら時計コレットということになります。コンのML210 1号機は時計コレット専用になっています。ところで、今般作製していただいたベベルピニオンはシャン…

16番ローラー運転台

注文をいただきましたので作りました。ベークブロックを交換すればどんな軌間でも作れるのがこの方式のメリットです。右のベアリングの無いものは、先台車や従台車、テンダー用ですね。 もちろんバックマンから発売されていますが、高価ですし、こちらはベア…

シェイに挑戦(2)ギヤケースの切削

ローラー運転台はまもなく出来ますが、その合間にシェイも少し進めます。その後の検討で、ベベルギヤはちょっぴり大きめなので、ピニオンともども少し削らなければならないようです。問題は台車のギヤケースで、このようになっています。 円錐形のピニオンを…

黒染め

はた坊さんのアドバイスで、茶色のベークブロックのローラー運転台は、スティを黒染めしてみました。なかなか良いです。 ですから今回のK兄の発売するローラー運転台はこのタイプかスティが真鍮でベークが黒ということになります。 さて、ローラー運転台を作…

シェイに挑戦(1)構想

の前に、今日は終日ローラー運転台作りで終わりました。ご指摘の黒染めもやってみましょう。以前にご紹介したアシナの「タッピングボール盤」が大活躍しました。作業性が格段に向上し、導入して良かったです。そんなものは必要無いと言うご意見もありました…

黒ベークとかさ歯車

タイトルの両者には何の関連もありません。 K兄が、飲み代が欲しいのでローラー運転台を量産せよとのご宣託、黒ベークがあったことと、タッピングボール盤を使ってみたい事から、週末はまたまたローラー運転台の量産となりました。今月29日にイベントがあ…

回転式角スポール

今日は荒仕事です。尊敬するK先輩にML210は嫁ぎましたが、刃物台はデフォルトのもので、回転式角スポールを届ける予定でした。というのは、以前別な方の角スポールが割れて(ネズミ鋳鉄という素材に問題有り)、作り直してもらった時に、これでも割れたら砲…

常総筑波鉄道常総線21号の製作(12)フレームの組み立て

エンドビームはやりなおして、難なく出来ました。やはり固定が甘かっただけのようです。 フレームの組み立て治具はこれが定番。 段付きアンビルの上で、仮組み立て。段付きアンビルはこういう使い方も出来るのですよ! もちろんフロントビームはカッチリと嵌…

常総筑波鉄道常総線21号の製作(11)エンドビームで事故!

フロントビームはスリットを入れて、あとは0.5だけ削れば良いのです。 エンドビームはt1.0として、ワークを削り出して、3×3の角棒にハンダ付けしてスリットを入れる時に事故りました。それはハンダの固定を全面ではなく、左右の一部のチョン付けだったのです…

常総筑波鉄道常総線21号の製作(10)フレームの修正

エンドビームにかかる予定でしたが、忙し過ぎてくたびれてしまいました。今回はちょっぴりだけの修正です。つまり、シリンダブロック取り付け部分の欠き取りを忘れたのです。2枚を分離してしまいましたので、まさかもう一度ハンダで固定という訳にも行かず…

常総筑波鉄道常総線21号の製作(9)フレームの仕上げ

中抜きは糸鋸とヤスリでしました。後方の孔は間違いであとで塞ぎます。 青ニスを落としてバリを取ります。 ストーブの上で炙って2枚にして、孔を塞ぎました。 ここで、ひとつミスりました。続きは明日!

続ML-210

ゆうえん氏がご指摘のようにManixブランドで現在も発売されていますので、日本では発売終了となっても、個人輸入すれば何の問題もないのですね。 http://www.rejon.co.uk/manix_ml210.php 東○アソ○○○さんあたりが、代理店になってくれれば絶対売れると思いま…

常総筑波鉄道常総線21号の製作(8)センターファインダーとフライス

ちょうどセンターファインダーが到着しましたので早速使ってみました。自作のはバネが弱過ぎたのですね。バネが強く無いと回転数によってはバラバラになってしまうのです。チップはφ4なので、フレが消えたらあと2ミリ送ればエッジです。 4ミリボールエンド…

サカイML-210

昨日のハプニングに続いて、今日はある団体(自分が会長)の顔合わせ会があり、またも工作は出来ませんので、つなぎの話題です。 HOクラスの模型工作に最も適した旋盤はサカイのML-210だとおもいます。そのことは前に書きましたが、残念なことに生産が終了し…

常総筑波鉄道常総線21号の製作(7)いよいよフライス、そしてハプニング

縦フライスは初心者です。フレームの厚さはt0.8としました。例によってハンダで2枚貼り合わせ、ペデスタル部分を加工する為にマシンバイス(津田駒のVG75というバチアタリ)から約10ミリ飛び出るように仕上げて、バイスに銜えました。φ4のボールエンドミル…

常総筑波鉄道常総線21号の製作(6)フレームの設計

製作は金田氏の図面と今回I氏より提供をうけた図面を元にして作っています。「資料は出来上がってから出て来る」とかつては嘆いていましたが、最近は「資料が多過ぎて、作り込まなければならなくなる」悩みがあります。フレームの設計では、これまでシリンダ…

常総筑波鉄道常総線21号の製作(5)動軸の仕上げ等

第1動輪に偏芯軸をつけて、その動きでバルブロッドを動かす予定です。第1動輪のスペーサーに例の方法で偏芯溝を掘りました。 珊瑚のギヤボックスを使う場合はカラーを介して車軸が固定されるのですが、ベアリングを入れたので、ベアリングの端にスリーブを…

常総筑波鉄道常総線21号の製作(4)動軸の製作

ベアリングを入れます。ギヤの動軸はかなり面倒です。ギヤの無い動軸はスッキリしていますね。まだ、仮組み立てほ状態です。バルブロッドを可動させるのならこのスリーブにエキセンの溝を掘る必要があります。 今日は同人誌の雑用があり、ここまで。ちなみに…

フェルトバーン下回りキット

先日のスワップでは、これが好評でした。 フェルトバーンのBタンクは250台を以て生産終了、残った下回りの部材で組んでみました。ホイールベースは12ミリ、動輪径6.4ですので、殆どの小型蒸機に使えます。もともとのアイデアはいまや現代の乗工社とも言われ…

常総筑波鉄道常総線21号の製作(3)動輪の製作

車軸はφ1.5なので、元のボスは埋めます。このようにスリーブを作り、きっちり嵌まり込むようにしてロックタイトで固定しました。 あとはヤトイでセンターにφ1.5孔をあければ良い訳です。 が、何と2枚の非絶縁車輪が導通不良でした。ロックタイトの被膜が絶…

常総筑波鉄道常総線21号の製作(2)タイヤ嵌め

2週間ぶりに工作再開です。前回削った輪芯をタイヤに嵌めます。タイヤはあるものを利用しました。洋白で作る事も考えましたが、もう手抜きです。このような加工での要諦はロッドピンのボスの位置。これがタイヤより引っ込んでいると絶縁側でショートします…

スマホせんろに思う

今夜遅く無事同人誌の編集を終えました。当然工作の時間も気力もありません。さて、何を書こうか?と考えていた所、スワップで購入したスマホせんろが眼に留まりました。 つまり、鉄道ですから線路が必要、線路とは鉄(金属)の棒状のもの、という発想から逸…