シェイに挑戦(1)構想

  の前に、今日は終日ローラー運転台作りで終わりました。ご指摘の黒染めもやってみましょう。以前にご紹介したアシナの「タッピングボール盤」が大活躍しました。作業性が格段に向上し、導入して良かったです。そんなものは必要無いと言うご意見もありましたが、使ってみるとその良さは歴然です。また、タップに負荷がかかると、奇妙な音と立ててスリップしてクラッチが緩むのには驚きました。何と盲孔にタップをして仕舞った時がありましたが、ちゃんと止まって逆回転したのに驚きました。画像はありませんが、スピンドルの上にはオイル溜があり、切削油がじわじわ降りて来ます。鉄道模型愛好者でタッピングボール盤をお持ちの方がおられるのかどうか?ともかく凄い工具です。
  で、シェイの方は作戦立案状態。ベベルギヤ、ベベルピニオンともに、多少大きめでφ7の動輪では、ギヤを削る必要があります。その前に台車を調べました。ラインシャフトはφ1で設計されています。ピニオンのボスはφ1.5なので、ここで前後動を殺す事が出来るでしょう。問題はベベルギヤ側の軸受けです。ラインシャフトに直交するように車軸が配置され、軸孔を設けなければなりません。台車の素材は削ってみるとダイカストです。ハンダ付けは効きません。

  ベベルピニオン部分は、台車を削らないとピニオンが入りません。これは、以前紹介した浦和工業のハンドピースしか無いでしょう。

  今日立てた作戦は、ベベルピニオンのダミーを作って、それを元に台車を切削し、当たりが無ければダミーのピニオンを原型として本物のピニオンを削ってラインシャフトとする方法です。幸い台車の内側に円形にフライスされていますので。これに嵌まるようにスティを作るしか無いでしょう。乗工社やトーマさんのシェイをラインシャフト駆動に改造するのは、無謀に近い暴挙です。HOeのドコービルをワルシャートで作るとか、未知の世界に突入しますが、それがまた冒険心を奮い起こされて、挑戦したくなるのです。誰ですか?年寄りの冷や水何て言うのは!