2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

治具の改良

確かに位相もチェック出来れば理想的ですね。雑誌の編集も終わったので、こういうものを考えました。昨日の改良です。 車輪を嵌めるとこうなります。もちろん、上方に抜けます。 基本的にギヤ連動を想定しており、ロッド伝動は考えていませんでした。これで…

治具

今日はBタンクは総組み立てで終わりました。 さて、HOeのφ7.0動輪は各自組み立てる方式です。まず、偏芯などは考えにくいのですが、バックゲージはきちんとしないとまずいと思います。試作としてこんな治具を考えました。 これだけで、理解出来る人は少ない…

Bタンク/長ビスと仮組み立て

ボイラの固定はシリンダブロックからの長ビスとなります。約14ミリのビスなので、自作となります、φ1.4の真鍮棒(もう手に入らないかも)をピンバイスに銜えて手もみで、ネジを切ります。ダイスに捩じ込むわけです。 先端から14ミリの所に孔をあけた真鍮…

Bタンク/ハンドブレーキの作り直し

センターを出すのが楽かなと、パイプの組み合わせで作った為に、テーパーが表現出来ませんでした。φ1.6のムクで新製してみました。センターはアバウトで出せました。走り装置ではないので、アバウトで良いわけです。旋盤で作ったわけではないので、ヤスリの…

Bタンク/ハンドブレーキ

昨日の配管ミスは、タレットから給油機への蒸気パイプの配管を忘れていた事です。間違っていたら訂正しますが、コンの認識では模型的にはタレットからの蒸気分配は、左右のコックがインゼクタ、上方のコックが給油機ということで、大きな間違いは無いと思い…

Bタンク/キャブインテリア

なるべく既存のパーツを使わないと言う主義でしたが、キャブインテリアはもうどうしようもありません。暴走しました。エコーさんのパーツではインゼクタは付いていませんので、ポーターのそれを流用、ついでに給油機もつけちゃいました。 写真を撮ってから、…

Bタンク/ピストンロッド・グランドとキャブインテリア

ご指導いただいたグランドですが、作りなおしました。ドリルレースでφ3を2.5まで落として、六角ヘッドのピンバイスで菱形を作り、二カ所φ0.3の孔をあけました。中央はφ1.2です。 今回は菱形を横にしてみました。この方が見栄えが良いかもしれません。 キャブ…

Bタンク/ロッカーアームの問題

昨日の問題はロッカーアームの腕が取り付けビスと干渉して、バルブロッドをガイドヨークに固定するとドライバーが入らないということと、さらに左側では、集電ブラシの取り付けスペースが無くなってしまうことでした。解決法は簡単です。ロッカーアームの位…

Bタンク/ピストンロッド・グランド

昨日のコメントで、やはりこれを作らなければいけないかもと、トライしました。機関車の写真は少し前方に斜め前の事が多く、この部分はなかなか写っていません。いろいろさぐって、菱形にしました。シリンダーの蓋は出来てます。ここからパイプを少し出して…

Bタンク/ガイドヨークとロッカーアーム

スティブンスン式バルブギヤの場合は、バルブロッドはロッカーアームを介して偏芯リンクと連結されているわけで、通常可動させる所までは作りません。このクラスですと、バルブロッドの受けはφ0.6くらいかな?と考えました。で、φ0.6真鍮線にポンチを打ちま…

Bタンク/ガイドヨークとバルブロッド

ガイドヨークは取り付け方法の他に、バルブロッド通過部分の正確な孔あけの問題があります。取り付けですが、ステーの端を45度にヤスってみました。 バルブロッドがスライドバーや床板と水平でないと、けっこう目立ちます。最終的には孔を大きくして平行が出…

番号板

今日は大雪で順延になった「どんと祭」。神社総代なので、工作はお休みです。 特注のナンバープレートが出来てきました。板厚は0.2、高さは3ミリです。森井さんが、ナンバープレート用のフォントを公開されていて、非常に助かりました。このフォントとCADで…

Bタンク/ガイドヨーク

多くの方からご教授いただき、有難く思ってます。構想をあらためて、こうしたらどうかな?という所まで来ました。雑用で今日は画像は1枚です。 クラーケンさんのご指導で、この方式を考えました。床板ビス止めですね。昨日の方法とどちらが目立つかの問題で…

Bタンク/ガイドヨークの悩み

ガイドヨークは案外鬼門です。前作では省略してしまいました。サイドロッドやろいろ干渉するし、集電ブラシが当たるのでやっかいなのです。模型的にはフレームにスリットを入れて差し込むのが一般的ですが、今回はスリワリフライスは使えないので、L型に曲げ…

Bタンク/ブレーキ関係は作り直しました

ハンドブレーキはこんな感じ。 蒸気ブレーキシリンダも新製です。φ3としましたが、もう少し細くても良かったかも知れません。勝手に水抜きのバルブも付けました。さすがにコックはエコーのロストです。 全体としてはこうなります。前のホワイトメタルのシリ…

雑用

プロクソンのクロステーブルの固定法ですが、自分は何と8ミリボルト1本です。本当は2本とすべきなのでしょうね。でも、トルクでテーブルが動く事はありませんでした。 マグネットの利用法は、このようにハイトゲージでケガくときにワークの固定に使います…

ボール盤まわりの小工夫

同業者の団体のお世話役なので、夜は酒席です。つなぎの話題として、お正月にボール盤まわりを整備しました。愛用していたクロステーブルを外してお友達に譲渡しました。交換のクロステーブルはプロクソンのフライス用。これは、金型の師匠も愛用していまし…

Bタンク/ブレーキ関係は作り直し!

今日は雪かきとさるお方の原稿の取りまとめで、工作が出来なくなりました。しかし、昨日のブレーキ装置にかなりの問題がある事がわかりました。 1)蒸気ブレーキのシリンダは1ヶで十分であること。 2)蒸気ブレーキのシリンダは縁取りがなく、もっと細い…

Bタンク/ブレーキ関係は完了、しかし・・・

ブレーキシリンダは手を抜いてエコーのホワイトメタルパーツを流用しました。もちろん自作も可能ですが、ちょっと疲れました。 ブレーキ装置の梃子の配置はこんなもんでしょうけれど、その先が良くわかりません。リンクがあって、ブレーキシリンダへの連結は…

Bタンク/ブレーキ引き棒

問題はヨークの部分です。0.2×1.0の帯材に、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」方式で、φ0.4の孔をあけて、その中で比較的中央にあいているものを使います。 ピンバイスにφ0.4洋白線を銜えて、帯材を差し込みます。 これをプライヤでU字型に曲げます。 それから…

Bタンク/ブレーキ梃子の取り付け

案外面倒なのです。一つは動輪に絶対触ってはいけないけれど、シューがあまりに離れすぎると不自然なので、ギリギリでどう固定するかという問題です。しかも、動輪押さえ板から少し浮かさないと、ブレーキ引き棒のリンクが入りません。計算上0.6ミリかさ上げ…

Bタンク/ブレーキ梃子

今日はあまり作れませんでした。ブレーキ梃子は、昨日のブレーキハンガーを組み付ける為に、両端はφ0.5の孔に差し込む構造と成ります。そこで、梃子を差し込みまで一体で削り出すのは面倒なので、今回はこうしました。t0.5真鍮板をこのように加工します。ス…

Bタンク/ブレーキシュー

コード70のレールを700度で鈍します。酸化皮膜で黒くなります。洋白は黒染めより酸化させたほうが質感が良いです。これは覚えておいて損はありません。 曲げて、後ろは削り落とし、ポンチを打ちます。 ニッパーで切り落としては仕上げます。目分量です。 ブ…

満鉄写真集

今日は新年会です。工作はお休み。こういう写真集が届きました。確か昔は「南満州鉄道」となっていたと記憶しますが、今は「満州鉄道」なのでしょうか?島国の日本人が大陸に憧れ、素晴らしい鉄道を建設しました。不幸が重なり多分中国や露西亜に摂取されて…

Bタンク/ドレン・コック

成書によればドレンコックはシリンダー用2本と蒸気室(多分弁室)用1本の3本がシリンダの下に装備され、水抜きに使われます。超小型機では2本のものもあるようです。その事を知って、2本から3本に増やしましたが、その分配列の乱れがあります。高さ0.9…

Bタンク/屋根の取り外し機構

まあ、従前ならマグネットですけれど、キャブの上にステーが横断するのが気になるので、通常のビス止めとしました。これはUさんの機関車の修復から学びました。前方は引っ掛け、後方はビス止めです。引っ掛けるためには、そのような部品が必要です。早い話、…

Bタンク/屋根

0.3t真鍮板を曲げて、切り落とします。この時には「禁断の万力切り」が有効です。 はい、出来ました。 天窓は開閉式にしたいので、こんなふうにしました。 ハイ、出来ました。後は、屋根の取り外し機構を仕込みます。 これで、カタチは出来ました。あとは細…

Bタンク/スチームドーム

ドリルレースで何処まで作れるか、挑戦です。まずはφ8の丸棒をφ7まで落とします。ヤスリはニコルソンマジカット。 まあ、こんなもんでしょう。 まず裾をドレメルで荒削りして、12φの真鍮丸棒に耐水ペーパーを巻いたものにこすりつけて、カーブを調整しま…

Bタンク/あっという間!

年末年始でカタチにするつもりでした。設計変更が入りましたが、そこは生来のしぶとさでクリアしました。ボイラを欠き取り、モータを納めてみます。ぴったりです。 ちなみに、いちいち車輪を取り付けず、φ4真鍮棒で代行しています。これ、おすすめですよ! …

蒸機自作のために

Bタンクは煙突、ドームは完成し、組み立てを待つばかりです。でも今日は別な話題。もし、蒸機を自作された経験がおありなら、ロッドの製作が大変だったと拝察します、第一、洋白の厚板は切断や加工が真鍮の場合より格段に難しく、素材に粘りがあり大変です。…