2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

いのうえ氏の著書

鉄道研究家のいのうえ・こーいち氏がこのような本を上梓されました。 これは機関車の歴史書です。これまで、ワークス毎であれば「系譜図」「機関車史研究会の一連の図書」、形式番号順であれば金田氏の著書、歴史書としては川上幸義氏の「新日本鉄道史、私の…

掃除用具

工作台を見れば腕が判る!と言われます。そう言う意味ではコンは全くの落第生です。でも、時には掃除しますよ。旋盤まわりはやはりこれ。油絵の具用の筆です。 「道の駅」で見つけたミニ箒(ほうき)。多分材料は「茅(かや)」かしら? Dさんにいただいた「…

工業用のソルダーペースト

昨日のブログを書いてから、あれ?確か冷蔵庫にしまっていた筈・・・、と取り出したのがこれ。 1998年製造で、誰にもらったか忘れました。故内野師だったかもしれません。使用期限は遥かに過ぎていますので、使えないですね。 しかし内フタをあけると、しっ…

ハンダの話題

先日の模型の会議で「液状ハンダってあるんですか?」と聞かれまして、「ううん、あるんじゃない?」と曖昧な返事をしてしまいました。さっそく発注しましたが・・・・ というお笑いでした。誤表示にも程がありますね。充填材でした。 「練り銀ロー」は以前…

形式5組み立て記(6)水平チェックと煙室のリベット

ここで水平チェックです。下回りをそのまま置くと、シリンダーブロックで傾きますので、フライスで使う敷板(正直板)をフレームの下に置いてキャブ等の水平チェック。 さらに、ボイラーの水平もチェック。実はボイラーの水平は機関車の命とでも呼ぶべき物で…

形式5組み立て記(5)キャブ後方

時間が無いのでちょっとだけ。後方の妻板の曲げが甘く、こんなにずれています。曲げ直しが必要でした。 手摺の取り付けはアルミ板で隙間を確保して、小さなベーク板で押さえるおなじみの方法です。 後方妻板のつかみ棒、ランプ掛けもハンダ付けしてから、妻…

形式5組み立て記(4)キャブ

そのまえにコンのハンダ鏝受けです。金属のゴミ箱に上方をカットしたCRC5-56の空き缶をCクランプで取り付けて、そこに差し込んでいます。工作台の上は工具類で乱雑で、コテの熱による事故が時々あり、20年以上このようにしています。スポンジは使わずヨー…

形式5組み立て記(3)フレーム廻り

フレームは実測t0.7でワイヤカットでした。当所は薄過ぎるかとも思いましたが、十分ですね。後方のキャブ取り付け部は、難解です。キャブの床板をあらかじめステイにビス留めした上で、フレームの高さでハンダ固定するのですね。説明が分りにくかったです。 …

形式5組み立て記(2)コロガリテスト

ピストンロッドは約2ミリ詰めました。明らかに長過ぎます。絶対に修正が必要でした。またメインロッドのスモールエンド付近のボルトの表現はロッドピンとの干渉の原因となるので削り落としました。 ロッドピンは延長しました。外径が同じになるように旋削し…

形式5組み立て記(1)パンドラの匣?

今日からキット組み立てをしてみます。作りたかった形式5。自分も自作しています。珊瑚模型店のキットは尊敬するT先輩のパイロットモデルを元に作られました。コンにとっては「パンドラの匣」です。 以下、気をつけるべき点を中心に書き綴ります。ギヤボッ…

南予のBrooks(73)ついに!

昨日の暴言はどうもコンの好みに左右されて我慢出来ずに書いてしまったそしりがあります。ご不快があればお詫び致します。 ガイドヨーク、バルブロッドはこのようにまとめました。ダルマのフレーム側のロッド類は省略です。バルブロッドはφ0.25、ステイはφ0.…

ちょっと辛口の話

今日は作りましたが、その話はあとまわし。 商業誌にIMONの木曽ポーターの完成写真がありました。実物の6号機の忠実なモデルのようですが、形態は誠に感心出来ません。サイドタンクとフレームの隙間が大き過ぎます。これは実物通り作れば良いのではないとい…

旧栗電の鶯沢駅には

凸電とワフが保存されています。この凸電は模型化されましたね。 台枠は本当に薄いです。目測で10ミリあるかどうか?HOなら0.15くらいですね。スケール通りが無理と良く理解出来ます。 ワフのハンドブレーキカバー。有名な部分です。 ブレーキシリンダー ブ…

登山

実は今年の7月に富士山に登る予定です。そのためのトレーニングとして、今日は朝6時に起きて「大東岳」に登って来ました。なかなか厳しい山です。標高差1000メートルを3時間半で登り、2時間半で降りました。万歩計では3万歩近い距離です。昨日の深酒で…

上京しました

模型クラブの今後の運営会議のため上京しました。会議はN邸で行われました。地下にはスッキリしたレイアウトがあります。N氏は非常に精緻な模型を作られますが、同時にウェザリング等は敬遠されており、スッキリした美しさを追求されています。その姿勢がこ…

スクラッチビルダの夢

明日は上京していろいろ打ち合わせがあり、その準備が終わったので、ガイドヨークにかかりましたが、もう12時をまわっており、材料の切り出しで終わりました。 ある機関車が欲しい、製品は無い、じゃ作るしかない。 この機関車も欲しい、製品はある、しか…

南予のBrooks(72)あっ!

今日完成の予定でした。汽笛は接着していないので、曲がってます。煙突のキャップは押し込みが甘く浮いています。 そういう細かい事は別として、かんじんなものを一つ忘れていました。窓枠ではありません。皆さん、おわかりですね?ヒントです。 ワークスフ…

失敗だ〜〜

砂撒き管をサンドボックスにどうやって接着するか?試しにトゥイーザーで試みましたが、もともと裾はハンダですので、ちょっとだけハンダが流れるタイミングがハンダン出来ず、ついにサンドボックス1ヶダメにしてしまいました!幸い補修で、何とか復元出来…

南予のBrooks(71)ボイラー支え

スティは「支柱」という意味なので、正確にはボイラ支えなのでしょうね。ある方から教えて頂きました。ランニングボード(ランボードという表現は正しく無い)を欠き取った余りのt0.2洋白にリベットを打って削って貼付けるだけです。ところが、貼付ける時に…

レアな高速ボール盤

φ1mm以下のドリルは高速ボール盤が使いやすいです。もちろんエミニやサカイのMD-1で十分ですが、高価ですよね。 工業的には最高峰は日本精密(27万くらいします)、そしてキラのKHD-6、アシナのASD305H等が続きます。音がうるさいFUJIのFBD-6も模型では多く…

南予のBrooks(70)トゥイーザー型ハンダ付け装置

手摺はエコーの高さ0.9mmハンドレールノブを使います。しかし、キャブを組んでしまったので、ハンダ鏝を裏から当てるのが難しく、PBLのトゥイーザー型を使ってみました。まずノブの取り付け部をハンダメッキします。ランナーについたままの方が楽ですね。 孔…

つる首型コテ先

ハンダ付けの本が発売になりましたので、入手しました。従前はつる首型コテ先は熱容量が小さく、使い物にはならないだろうと高をくくっていましたが、使ってみたくなりました。しかし、現在このコテ先は在庫切れのようです。それじゃ、作ろう!と昔使ってい…

南予のBrooks(69)違い

今夜はボイラー取り付けのステイの工作で一晩を要しました。サイドタンクが高くなり、良い感じです。 前作はこんな感じ。 明日はキャブのディテールです。炭素棒ハンダ鏝が活躍しそう・・・。

南予のBrooks(68)組み立てました!

今日は少し余裕があり、組みました。 前の作りと比較です。サイドタンクの高さが大分違うのがおわかりですね。 画像は明日になりますが、ボイラーを組み付けてみて、鳥肌が立ちました。こんなに違うのです。キャブの作り直しは暴挙かもしれませんが、作り直…

南予のBrooks(67)組み立てに至らず!

12時近くに工作台に向い、後部妻板の曲げと前部妻板の調整をしました。後部は失敗しましたので、何とかごまかしを考えます。全部も妻板がそのままタンクの上縁に来る部分が非常に難しく、現物合わせで仕上げました。ハンダで組む前に、床板を作り、ボイラー…

南予のBrooks(66)再開!

リベットを打ちました。全くの想像です。ピッチは2ミリとしました。そして切り出して、あとはエイヤッと曲げるだけです。 連休は出かけてばかりで、また別件の大仕事をクリア出来た事が収穫でした。キャブくらいは出来ていてもおかしくは無かったのですが、…

廃線の哀愁

宮城県北に残っていた栗原電鉄は廃線となり、多くのファンが別れを惜しみました。それから1年、細倉の駅舎は撤去され、沢辺の駅は未確認です。田んぼの中を走りますが、細倉付近ではSカーブや切り通しがあり、見どころいっぱいでした。もう電車が走る事は無…

細倉鉱山

連休ですのでフィールドワークということで、鶯沢(うぐいすざわ)に赴きました。観光坑道があります。 ここから入ります。 坑道内の木組みの様子等参考になります。 ローダーです 鉱車です バテロコです いっぱい見どころはありますが、模型屋としてはこれ…

梁川の協三

行ってきました。高速は混むので、「阿武隈急行」で行きました。居眠り出来るし、楽でしたね。いた、いた! さっそく下回りチェック。ヘルムホルツの加減リンクは大きいですね。音叉部分で動輪の2/3くらいの長さです。上縁はタンク下部に隠れていますが、リ…

アルマデン水銀鉱山

とある週刊誌を立ち読みしまして、アルマデン水銀鉱山という史跡がスペインに有る事を知りました。もともと鉱山モノに興味が有りましたので、その独特の人車にすっかり魅せられてしまいました。「週間○スト」です。ネットで調べますと、なかなか面白いところ…