2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

細密アングルの切り方

今週の土日に蒲田で鉄模連のショウがあり、K兄への納品をまとめていましたが、先ほど無事発送しました。で、懸案のコッペルの改修にかかりますが、時間が殆どありません。話題としては、アングルのカットの問題を取り上げました。キャブの後方のハンドブレー…

手作り考

先の集まりで、手作り模型の良さを再認識したのですが、手作りとはどういうことか?と少し考えました。というのは3Dプリンタ等でつくったものは手作りと言えるのか?という疑問もあったからです。結論から言えば3Dプリンタを利用した模型も立派な手作りだと…

ただいま修繕中

残務整理等ありまして、はかどりませんでした。 分解して、磨きました。ボイラーの変色はもしかしてフラックスかも知れません。下回りのフラックスの洗浄が不十分で、その成分でボイラーが変色したようです。ハイホーム等で磨いて綺麗になりました。車体もフ…

コッペル30HPの問題点

このブログを立ち上げたのは2010年の12月です。同じ年の軽便祭でこのキットをリリースしそこそこ評判でした。しかし組み立ては難しいし、敷居の高いキットという評価もありました。その後Tさん等が作りやすい蒸機キットを次々と発表していますので、もはや…

KKC総会

今日はKKC100号記念の集会です。いつもの会場、学士会館に60名程の辣腕モデラーが勢揃いします。それぞれ見応えのある凄いモデルを持参されましたが、ブログ掲載の許可を得ていないので、個々の作品画像は割愛します。 お二人のゲストが凄い顔ぶれでした。ラ…

お買い物

午後から上京しました。行きつけの御徒町「山口貴工」にてお買い物。明日のイベントでの販売品の仕入れです。ここは驚くようなものもあります。例えばバローベの1ミリ角ヤスリ、そしてもはや入手困難なニワのピンバイス、俗に「羽子板」と呼ばれる手切りの…

絶滅寸前の内燃機関車たち

そういうわけで、当鉄道ではどんどん有煙化が進んでおり、旧い内燃機関車はどんどん新製蒸機に追いやられ、すでに廃車(お友達への譲渡)となった機関車も少なく有りません。生き残っているのは南筑のブタ6匹を除くと、以前ご紹介したナローの第1作(ま、…

有煙化?

鉄道の歴史は無煙化の歴史でもあります。効率が悪く、保守点検に手間のかかる蒸気機関車は電気機関車やディーゼル機関車に置き換えられたわけですが、当鉄道では逆に蒸気機関車オンリーに収斂されつつあります。27日の集まりでは不要品のオークションも有…

ヤスリコレクション

27日は模型クラブのディープな集会です。頒布アイテムを整理して居たら、こんなものが出てきました。在庫整理の為に格安でオークションに出品されたヤスリ群です。この「壺和」というメーカーは現存するのでしょうか?多分広島だと思うのですが、国産ヤスリ…

8550

ピッツバーグの8550は一番日本で自作された古典機でしょう。言うまでもなく片野氏の詳細な工作記事があったからです。コンの自作7両目がこれでした。シリンダーブロックに天賞堂のCタンクパーツを使うという所が難関で、結局鉄道模型社のBタンクを潰してシ…

ローラー運転台の改良

ローラー運転台は楽しいけれど、機関車が線路より運転台の分だけ高く位置するので線路を走っている感じがしないのが最大の欠点です。テンダー機の場合はこんなものも考えましたが、 エンジン部分は線路より大分高い位置になります。最近Ueさんが改良して線路…

南伊予のブルックス(10)ブレーキの移植、そして完成!

もともとナローの機関車ですので、無理矢理16番に直せばやはりオーバースケールです。でも極端に大きなオーバーハングと、張り上げのようなキャブの屋根に惹かれて作った可愛い機関車です。 ブレーキまわりはこのようになっていましたので、一端バーナーで…

ケガき用アンビル

16番クラスの小型機ではハイトゲージは15cmで十分ですが、ワークを押さえるアンビルにはにかなか良いものがありませんでした。いわき市在住の時に例のフライス工の方に作って頂いたアンビルが奥のもの。今回またお願いして10ケ作りました。一端にワーク保…

南伊予のブルックス(9)集電ブラシ

の前に(誰かさんみたいな書き方ですが)、大問題が発生。第2動輪の絶縁不良が発覚しました。ううん、わからん!とさまざまな角度から検討して、結局ダルマのロッドピン固定用に真鍮パイプで段をつけた部位の裏でスポークに当たっている事が判明しました。…

南伊予のブルックス(8)車体の研磨

上まわりは塗装を落としただけでは赤らんで汚いので研磨します。ファイバーイレーザー、スパイラルホイール等で荒仕上げして、最後はこのハイホーム。昨年お世話になったFさんお奨めのクレンザーで、真鍮地肌を痛めず、ハンダ等の余分なものは削ってくれる、…

南伊予のブルックス(7)モーターマウント

もし動軸の上下左右動が殺されていれば、ギヤボックスは不要の筈。ギヤボックスは、動軸の動きでギヤの噛み合わせが狂わない為の方策です。本機は動軸はすべてベアリング入りで、ベアリングそのものはふれーむにタイトに嵌め込まれているので、ガタの心配は…

南伊予のブルックス(6)バランスウエイト

今日は連休明けで忙しく、また真鍮板の梱包や動画の編集等に追われて工作はちょっぴりです。バランスウエイトは超バチあたりな方法で作りました。扇形で外径はφ8内径はφ4です。で、0.8tの真鍮板をφ8の真鍮棒に2枚貼り合わせて、旋盤で削り、φ4でボーリン…

南伊予のブルックス(5)リメイク

さて、無事百万ヒットとなりました。ご愛顧感謝です。今日は27日の会合の準備を兼ねて、真鍮板のシャリングをひたすら行い、また原稿の修正等に時間を取られました。Bタンクのリメイクをしていますが、これは形態を直すのではなく、あくまで走行の改善が目的…

南伊予のブルックス(4)あっという間!

日中は家庭サービス、その後お仕事があり、夕方はお客様で応対しました。模型はやはりカンドコロがあり、それを知らないと袋小路になることもあると知りました。コンはもうロートルですが、経験を伝承しておきたいという気持ちが新たになりました。 で、夢中…

南伊予のブルックス(3)工作進まず・・・

実は別件の依頼もあり、そちらを片づけました。それから作業に入ったので、完了に至りません。ダルマはt0.6真鍮から作りました。前に作った残りがあり、それで作製です。クランク半径は2.25としました。もちろんクロステーブルとセンタドリルにより精度を管…

南伊予のブルックス(2)動輪迄

やはり、φ9.5としました。材料はコン特製のφ9.5スポーク車輪。車軸が2ミリなので520のベアリングがぴったり!動輪押さえ板の構造に悩みましたが、こうしてみました。すなわち動輪押さえ板はベアリングは押さえないで、車軸そのものを脱落しないように押さえ…

南伊予のブルックス

ランケンハイマーを自作するまえに、以前ブログでご紹介したブルックスのBタンクを補修する事にしました。このロコはコンの6作目、もう35年前の作で、ペデスタルは実にいいかげんです。 横フライスでペデスタルを再切削しました。 フレームは万力では把持出…

ランケンハイマー(1)

既報のごとくW社のランケンハイマーは完成しましたが、問題が多々あり、今日整備しました。最大の問題は軽い事。薄いエッチングのフレームで、ボイラーも細く、サイドタンクは小さいという補重には最悪の形態です。ボイラーとサイドタンクはウエイトを入れま…

サロン展示

少し時間がありましたので、懸案のサロン展示を進めました。ナローはほぼ展示終了。 16番は半分くらい。 これで11基のケースのうち2基を何とか埋めました。先日の上京で「仕掛品を仕舞っておくと多分完成しない。仕掛品は展示ケースで眼に触れるようにす…

収納

今日は同人誌の印刷の準備で忙殺されました。工作は無しです。線材、帯材、そしてパーツ類はPLANOというブランドのプラケースに収納しています。大きさは22×35cmでいかようにも仕切れます。もちろん積み重ね自由。このケースで、もう20年以上パーツを収納し…

上京

さて、時間があったので秋葉原でDC電源装置を購入しました。秋月電子です。\500はお安いですね。電池式電源装置等幅広く使えます。仙台では6V仕様しかないので、これは有難い製品です。2つ買いましたが、1ケ拉致されました(笑)。 阿佐ヶ谷のI氏のレイア…

軽便祭に思う

明日は軽便祭です。コンはある事情で会場に行く事が出来なくなりました。本来は来場して、その後KKC100号記念の準備会を午後3時から、という予定だったのですが、あるお方から「是非レイアウトを見に来て欲しい」というオファーがあり、予定を変更してレイ…

新しいローラー運転台

Dfさんは、バックマン型のローラー運転台があまりお気に召していません。その最大の理由は「高さ」の問題。線路からかなり持ち上がるのがリアリティーに欠けるというわけです。彼は彼なりに、やってみるということでベアリングを仕入れて行きました。コンも…

超小型ローラー運転台は

量産を完了。すでに発送しました。少量ですが6.5ミリのものも作りました。ベアリングは正規の値段は\500以上なので、運転台一ケ\2000以上のコストですが、安価にベアリングが入手出来た事で、バックマン以下の価格が実現出来ました。今後のトライアルで、よ…

極小ローラー運転台の製作(3)

同人誌の編集も終わりましたので、軽便祭で販売予定のローラー運転台を量産しました。フラットバーからステーをたくさん作ります。 フラットバーは徐々にちびってきます。最後の方になるとバイスでの把持が「片締め」になるので、必ず同じワークを対面にも挟…