2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

東武の34号

今日は上京しました。ナローの集まりがあり、久しぶりで参加です。その前に、京急大鳥居駅近くの萩中公園に鎮座している東武の34号機を見て来ました。Uさんのご推薦でしたが、細部まで観察出来て良かったです。 この角度は実物ならではですね。こういうふう…

木桁の史料

マイクロレイアウトには、ちょっぴりですが木橋があります。林鉄や鉱山軌道の木橋なんていい加減なものですが、きちんとした木橋の図面がある事は知っていました。その通りには作る必要は無くても、材料の太さとか参考になると探していたのですが見つかりま…

エアーロコを作る(13)ロッド類(3)

実は、こういうフライスを持っています。 刃がすり減っているのではありません。特注でRを付けて頂いたのです。0.5Rでお願いしました。 これで、ロッドの中央部をフライスすればこのようになります。 メインロッドのテーパがきつすぎて、少し中央が太く見え…

エアーロコを作る(12)ロッド類(2)

うん、忙しいです。ちょっとだけ作業しました、昨日のパーツを糸鋸で割って、両側からヤスり、このようにしました。少しセンターがずれているみたいです。最近は、これで良し、ということで写真を撮るとズレているなんて事が多いです。 ロッド作りは、外周を…

エアーロコを作る(11)ロッド類

実は画像のものは2回目です。1回目の失敗は、ボール盤のバイスの直角、平行を出さなかった為に、失敗しました。すなわち、JAMのデモで一度バイスを外したので、再度装着する時に、口金の直角平行のチェックを怠っていたため、孔あけが斜めってしまったので…

エアーロコを作る(10)修行が足らない!

一応手作業でここまで修正はしましたが、品位の高いパーツとはとても言えません。ということは、速攻で作らないと工作意欲が減退する可能性が大ですね。写真で見て、もう少し修正します。手作業が劣化している可能性がありますね。

エアーロコを作る(9)フレーム

ケガいて、 仕上げます。ペデスタル部分のみボールエンドミルでフライス加工しましたが、他は手作業です。ということは手作業の技術が相当劣化しているという事ですね。 もっとも、「内ヌキ」部分は、貼り合わせでの仕上げは難しいのです。今回はフライスを…

ナローモデルを考える

エアーロコを作るようになった背景を考えました。ダックス・ストーリィの時期に感化されたファンが急増し、乗工社の製品開発に連動してナローファンは増えました。しかし、同社が消滅してからはナローモデルは衰退してしまいましたが、KMCの登場と軽便祭が挙…

エアーロコを作る(8)フレームとロッドの準備

ともかくも、ラフなスケッチでフレームの図を書いてみました。シリンダブロックの欠き取りは下方からにしました。 当初は洋白のつもりでしたが、フレームの中抜きはフライスになるし、外周もフライス仕上げを考えると、バリの出にくい快削真鍮板が良さそうな…

進みませんなあ!

○会の準備はほぼ完了し、一息ついています。月末も忙しいので、同人誌の編集を進めました。12時過ぎると、かなり疲れて、工作台に坐れません。明日福島での発表が終われば、また製作意欲も回復する事でしょう。週末は別な展示会もありますし、まあ忙しい事…

ニワのピンバイス

相変わらず忙しくて、エアーロコが進みません。今日はロッドピンの溝入れで終わってしまいました。ブログのネタとしてはこのニワのピンバイスを取り上げる事にしました。ニワといっても、ロストワックスのメーカーではなく時計工具のニワです。すでに生産は…

φ7.0動輪

オファーがありまして、動輪を組みました。HOeのφ7を3軸というご注文です。輪芯のロストの原型は何時頃作ったか、もう忘れてしまいました。500軸は市場に出しましたが、あと500軸あります。乗工社が消えてしまったある時期ナロー界は蒸機のキットが皆無で…

ちょっぴりお疲れ〜〜

朝早くから叩き起こされまして、今日だけで○○が3件、その間に○×も2件、結局お昼の食事は摂れず、今川焼1ヶ。夕方から学会のパワーポイント。以前のスライドを活用したくても、上手くいかない。ようやくその方法をインターネットで知り、捗りました。しか…

粘土ウェイト

粘土状のウェイトは販売されています。 めったには使いませんが、小型機のウェイトバランスを取るには便利です。そうしたら「タングステン粘土」も売られている事を、模型のお友達から教えて頂きました。ゴルフのクラブのウェイト調整用です。 100gで\3500は…

スワップミート!

今でこそナローの集会は「軽便祭」ですが、かつては千駄ヶ谷で「スワップミート」が年1回開催され、ナローの半端なパーツや特製品、書籍等レアでマニアックなグッズが特別販売され、大変賑わったものです。しかしその行事もいつのまにか断ち消えになり、忘…

エアーロコを作る(7)ギヤトレイン

昨日の構想は破棄します。どうみても無理そうです。素直にウオーム一段で伝動することに変更しました。モータは大量にあるコアレスの1016。伝動はヘリカル3枚で12mmをかせぎます。いわゆる「ギヤトレイン」ですね。16,15,20枚でちょうど12ミリになります。…

エアーロコを作る(6)伝動の構想

Rさんの作例では、モーターは見事にエアータンクに隠れています。さて、どうしたものか?結論としてはエアータンクそのものをギヤードモータと化して、前後の取り付けビスでフレームにビス留めすることが、モータを取り付けるという作業と同一とすれば何とか…

エアーロコを作る(5)位相合わせ治具

ま、いろいろありまして工作は30分だけ。位相合わせの治具を調整しました。この治具はコンの数少ない褒めてもらった治具で、スペーサを加減すればいろいろ使えます。こんな感じ。 今回はロッド駆動の予定で、ギヤのほうの動輪を打ち込む予定が、「ハタ!」と…

エアーロコを作る(4)わあ、失敗!

どうせ治具が生きているんだから、たくさん作ろうと、12枚ほど作りました。ナローのお友達に頒布出来ますし。 そして、軸箱はあり合わせと思ってパーツボックスをあけてびっくり!何と洋白でタイヤが作られた動輪が2軸入っていました!あ!そうだ!Brooksの…

エアーロコを作る(3)動輪の組み立て

だるまやのφ8.5をヤトイに嵌め込んで、φ6エンドミルでボーリング。 内グリしたら。専用治具で輪芯を嵌め込みます。 最後にφ1.47のドリルで中心の孔をあけます。POMはセンタドリル不要です。 4枚は直ぐに出来ました。 せっかくなので、だるまやの車輪がある…

レイアウトの構想

エアーロコは鉱山レイアウト、それも坑内を走らせないと意味がありません。以前に古道具屋で1200円で購入したポット立てがありました。これに線路を敷いたらと考えたのです。 当初は上面に敷設するつもりでしたが、、下面に敷設したら面白かろうと考えました…

エアーロコを作る(2)動輪

写真は故井上正三氏が珊瑚模型店に作らせたPOMの輪芯で、N氏の仲介でコンがマニアの為に活用すると言う約束で譲り受けたもの。そしてだるまやのφ8.5車輪です。だるまやの車輪も現在あるかどうかはわかりません。 この輪芯、多くの仲間に無償で配布しましたが…

エアーロコを作る(1)設計

そういうわけで、今日から新しいプロジェクト。ナローに戻り(?)ます。挫折しているSn2です。rさんから図面もいただきました。初めての事とてわからないところだらけです。取りあえず全体の寸法を決めました。動輪はφ8なので、例のPOMの輪芯で作ります。ベ…

完了!

カツミのC53の動輪から組み立てました。タイヤは見違えるように綺麗になりました。平岡氏の「品位の高い部品を作れば、工作意欲は継続出来る」という意味が分かった気がします。 フレームに組み込んでロッドを付けました。もちろん一発でカラカラ回りました…

タイヤの旋削

ヤトイはこんな感じ。φ30です。 これにドーナツを「竹ブラシ法」で嵌め込みます。コンは竹ベラではなく、真鍮平角棒を愛用しています。 内グリします。 輪芯を嵌め込んで、ズルリと入る事を確認して、タイヤを外します。真鍮平角棒の先をバールのように使っ…

輪芯の切削

の前に(誰かさんの製作記みたいですが)、輪芯をヤトイにビス留めするドライバが愛用のVESSELでは長過ぎるので短く改造しました。すなわち、中央でカットして、新しい柄をつけたわけです。手前にあるのはφ6のローレット加工済みの真鍮棒で、工具を作る時に…

スーパーキャパシタの頒布

Yさんのご足労で、相当量を確保しました。もはや入手困難のキャパシタを独占するつもりはありません。広く模型ファンにも頒布したいと思います。価格はここでは書けないので、ご注文があればお返事致します。尚0.1Fは在庫僅少なので、頒布は0.22Fに限らせて…

モデル・エンジニアリング

先日の平岡氏の講演のタイトルはモデル・エンジニアリングでした。「趣味として工作を楽しみ、動く模型を作る事」という定義で良さそうです。ここで「動く」という要素が不可欠のようです。ソリッドモデルやドールハウス等はどちらかというと「工芸品」で、…