シェイに挑戦(4)今日は歯医者さん

  ベベルピニオンがギヤケースに納まって、アタリなく回転出来るようにダイカストのギヤケースを削るのは、もはや歯医者さんのレベル。歯科用ハンドピースとジェットカーバイトバーでひたすら削りまくって、全く引っかからずに回るようになりました。

  昨日の画像からさらに削り込んでいます。アタリを取った上で、さらに0.2ミリギヤを削りました。これで(多分)大丈夫でしょう。ギヤカバーからベベルピニオンがクルクルまわり、車輪のベベルギヤが回転して動く、それがある意味ではシェイの醍醐味だと思います。関西のシェイ博士のお話が実感出来ます。

  しかし、課題はこれから、車輪の軸とラインシャフトが直交する軸受けをどのように構築するか、それは途方も無い困難な作業なのですが、コンなりの作戦があります。そういう作戦を立案して、上手くいけば平岡先生のようにニヤリと出来る訳ですね。