2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

形式5組み立て記(29)バックプレート

「間違いを改むるに早過ぎる事無し」と思ってますので、「ま、いいや」と妥協した所が致命傷にならぬ様に、水面計は作り直しました。パイプ類とエコーのハンドルでまとめました。ついでに焚き口もデッチあげました。(あきらかにポーターの真似です)。焚き…

形式5組み立て記(28)火室まわり

加減弁ハンドルは、まだ固定していませんし、線材をカットしていませんが、こんな感じになります、 さて、どうも本機にはターレットは無くて、加減弁ハンドルの鞘管からインゼクタへの蒸気供給となっているみたいです。そこで、こんな造作にしてみました。 …

ラダー

今日は別な事があり、工作はちょっぴりです。 加減弁ハンドルのラダー部分ですが、帯材を曲げるのではなく、削り出しで出来ないかということです。厚みは0.7なので、快削真鍮板から1.2×1を削り出して、φ0.5の孔を開けて、フライスで0.7だけ削り込みました。 …

収納ケース

今日は同業者の集まりです。工作はお休み。 通常のレターケースの大きさで、引き出しが3分割されているタイプが、模型部品や仕掛品の収納にはベストだと思います。しかし、なかなか良いものが無いのです。多くは引き出しの枠がヤワで重量物等で変形してしま…

形式5組み立て記(27)加減弁ハンドル

加減弁ハンドルはrailtruckさんから教わったLocomotive Dictionaryに詳細図があります。 http://www.archive.org/stream/locomotivedicti00assogoog#page/n408/mode/1up ちなみに、このLocomotive Dictionary 1906は米国型蒸機製作のバイブルで、永く入手困…

形式5組み立て記(26)ゲージスタンド完成

ま、忙しいのです。で、工作台が乱雑なので片付けました。それから圧力計スタンドを作りました。こんなパーツに一晩かけてはいけないのですが、明日は加減弁ハンドルを作ります。 しかし、加減弁ハンドルの詳細を知ると、どこまで省略すべきか迷ってしまいま…

形式5組み立て記(25)ゲージスタンド

これまで判明した事。加減弁ハンドルはゲージスタンドの後方にあり、蒸気管がゲージスタンドを貫通してスチームドームにつながっているのであろう。インゼクタ、給油機の蒸気配管はこの蒸気管から枝分かれして配管されており、タレツトは無い可能性が高い。…

いさみやの吊掛けモーター

資料作り等で時間が無く、ブログネタはデッチあげました。 昨日の集まりでM氏よりいさみやの吊掛けモーターを2台拝受しました。これは、もしかしてテンダーに仕込めばブースターにならないか?という目論見です。早速取り出してまわしてみようとして、吃驚…

M氏のレイアウト

模型仲間のM氏のレイアウトです。複線エンドレスをメインとし、トンネル無し、鉄橋無しのシンプルなプランで、メンテナンスは抜群でした。 レイルは#100なので、逆に狭軌感があり、13mmかと錯覚してしまいます。やはり16番も良いなと認識を新たにしました。

形式5組み立て記(24)火室、バックプレート

おおよそ解明出来たので製作に入りました。Bタンクのときもそうでしたが、火室とバックプレートはボイラから取り外せるようにすると工作が楽です。 こうなるわけですね。 上からビス2本で固定する構造にします。この火室の上方にボイラの延長部分をビスで留…

木曽BLW

キャブインテリアの資料とすべく、杜の都工場さんにOnの木曽BLWを見せて頂きました。これで、ほぼ解決です。 火室中央にガッチリしたゲージスタンドが立ち、その根部を貫くように加減弁ハンドルが置かれているのですね。その奥に蒸気分配弁があるのですが、…

形式5組み立て記(23)加減弁ハンドル

今日と明日は神社のお祭りで工作は休みです。 Railtruckさんのご指摘はごもっともで、コンは内野作品で加減弁ハンドルをバックプレート上方と考えていましたが、どうも火室上部のような気がします。クラーケンさんのブログの形式5の組立図をみて考え込んで…

形式5組み立て記(22)いよいよキャブインテリア

今日、明日と神社のお祭りで、総代としては忙しい限りです。それでも、後片付けの後の飲み会はパスして、構想を練りました。 結局キャブインテリアを作り込む為には、例のBタンク方式がベストのようです。ボイラは上方をキャブ内に挿入して、火室部分でビス…

形式5組み立て記(21)上下の組み立て

これが一番の肝腎な所。本機は前方は煙室下1点、後方はフレームとキャブの組み立てに4点の合計5点ですので、これがピタリと納まらないと組み立ては大変です。若干の前後誤差は煙室とボイラのスライドで吸収出来ますが、最小限にしたい。とりあえず煙室を…

形式5組み立て記(20)サンドボックスのこと(承前)

ご指摘がありましたように、サンドボックスは不細工です。とりわけ、上部の蓋の形態は我慢出来ないので、削り落として作り直します。 この場合は旋盤で「センタ仕事」とします。すなわち、ワークは主軸のヤトイで把持して、先端部分はテールストックのヤトイ…

形式5組み立て記(19)サンドボックスのこと

加工前にこのようにワークを固定しました。丸い物で、手持ちでは落っことしそうだからです。 砂捲管元栓は円筒状の挽き物でオモロナイです。そこで、外周を六角にしたのち、先を旋盤で丸めました。 シャンクの太さはφ0.55でしたので、φ0.6の時計コレットチャ…

形式5組み立て記(18)ランニングボードの補強と給水ハッチ

ランニングボードはボイラーからのステイを表現するためこのようにしました。 給水ハッチは作り直しです。皆さんも作り直しをお薦めします。ヒンジらしきものも表現してみました。 では、また明日!

形式5組み立て記(17)ランニングボードも難物

#114にランニングボードを取り付けます。ランニングボードはt0.6なので、0.8×0.2洋白帯材でトリミングしました。114に取り付けるとこうなります。 裏はこんな感じ。ステイでつながっている所を表現したかったんです。 ボイラーとの接続も難しいです。このキ…

形式5組み立て記(16)サドルタンクは本当に難物

大失敗でした。一昨年渡米した時、カスタムビルダーのラリーの作品を拝見して、米国型のランニングボードは実は薄板で、縁取りがしてある事を知りました。今回はその再現。出来ましたよ!ところが、取り付けで失敗しました。目分量で取り付けて組み付けたら…

形式5組み立て記(15)サドルタンクは難物

昨日ハンダを外したサドルタンク、強制的に歪みをなくして、定盤でピタリと納まるようにしました。ハマリンさんの指摘でランボードはステイで取り付けられて居る、御意です。縁取りあるのね。ええ、やります!ステイは削り出しました。 これでランニングボー…

形式5組み立て記(14)オーマイガッ!

実はサドルタンクが歪んでました。ランニングボード(ランボードは正しくはありません)を取り付けようと定盤に置いたら歪んでました。ご指摘いただいた給水ハッチの形態にも我慢が出来ずむしり取りました。問題は111と114をハンダ付けしてしまったミスです…

形式5組み立て記(13)サドルタンク承前

ウェイトを納めてみると、No.113パーツが邪魔をしてウェイトがきちんと納まりません。強引にむしり取りました。 鉛のウェイトは嵌め込むだけではガタガタしますので、接着剤で固定しました。スーパーXが向いてますね。 タンク下板のハンダ付け。心配した程流…

今日はお休みです

大事な会議があります。明日も、2年かけたプロジェクトの最終日となります。それが何であるかは、いずれ明らかになるでしょう。事情をご存じの方には、そのことについてはこのブログには書き込まない様お願いします。明日、時間があればサドルタンクを組み…

形式5組み立て記(12)サドルタンク

大きな仕事は無事完了。サドルタンクを組みました。最初に内張りをビスで仮固定して、妻板をハンダ付けします。45度とはいえ、妻板は45度に出来ても曲がっている側板はそのままです。 裏からハンダを流しましたので、表面にはハンダはありません。 この…

形式5組み立て記(11)わからん!

別な仕事で工作の時間が無く、サドルタンクの組み立て法を検討しました。わからないのはサドルタンクの側板と妻板の突き合わせの部分。治具を固定して、そこに妻板を押し当てるようにすると、妻板が下に少し飛び出して、下縁が平らになりません。かといって…

形式5組み立て記(10)奇跡!

ご指摘いただいた煙室扉部分は修正しました。多少目立たなくなった感じです。あとで、画像を供覧します。 その後、いよいよ嫌〜〜なボイラの欠き取りということになります。モータの位置をチェックする場合、コンは動輪を嵌めないで、φ4真鍮棒で代用してい…

形式5組み立て記(9)ボイラの悩みとモータの移設

キットのボイラをきっちりハンダで固定して、それにぴったり嵌まるように煙室を作ったのです。そうしたら、何と煙室扉はガホガホでした。煙室扉に合わせて煙室を作ると、ボイラは外周で1ミリ程詰めないといけなかったわけです。オリジナルの煙室でもガホガ…

形式5組み立て記(8)煙室完成

丸めました。ボイラーには内側に嵌まるようにしました。スティは段差が目立つので使わない予定です。ボイラーと煙室とはロックタイトで固定しました。 煙室扉はガホガホなので、0.2×1.0帯材を巻きました。 すこしズレがありますが、ま、こんなもん。問題は水…

形式5組み立て記(7)煙室新製

今日から工作再開です。BLW等の米国型は煙室が一段と細まっていますので、ボイラ(カバー)の内側に差し込むような構造となります。このキットでは非常に良く考えられていて、ボイラと煙室とはステイで一体ビス留めでした。そして、このステイが下回りの取り…

カーボンモールドの製作

今日は秋田に出張、ガラス工芸の講師をつとめてきました。女子大生30名に囲まれてハーレム状態となり、K兄にドヤ顔の気分でした。まさか、彼女等がコンの本業が○×でしかもこういう趣味がメインであるとは想像もつかないでしょうね。ところで、ガラスのお友…