2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は簡単なクイズ

同人誌の編集は何とか終わりました。さすがに、今日は工作はお休み。ふと思い立って、この画像を撮りました。 これは、二種類の用途に使う簡単な工具です。0.4真鍮板を楔型にカットしただけです。では、この工具の二種類の用途を当てて下さい。簡単かな・・…

万力切り

旧いTMSで万力の顎をガイドに厚板を切断する技法が記載されていました(確か150 号前後)。その記事を読んだのは40年前、以降糸鋸作業は万力をガイドにするのが常識なのだと勘違いしていました。さるお方によれば、万力ガイドは禁断の方法、まして万力のアゴ…

浪花号

まったくおっちょこちょいで恥ずかしいです。ご指摘の通り、浪花号が正しいのでした。バッファー等細部は残りましたが、完成しました。夢屋のキットですが、このキットの凄さは、煙室に隠れるように見えるシリンダカバーです。内側シリンダなので、省いても…

南筑のブタ(承前)

走りがいまいちで、3号機は下回りを作り直しました。 左側から見ると、動力装置が丸見えです。 つまり、モータを水平に置いて、8枚と32枚のスパーで落として、ドライブシャフトで駆動したわけです。8枚と32枚のギヤは、今は廃業されたギヤ屋さんに特…

南筑のブタ

記憶が曖昧ですが、2001〜2002年の事だったと思います。当時は木曽モジュール倶楽部等はまだ創設されておらず、ナローの仲間はNGJのみであり、そのMLに「ブタブタ大作戦」としてかなり書き込んだ思い出があります。また、作図等では、現在も活躍されているKU…

花浪

16番のBタンクを塗装しました。相変わらずの派手なものです。黒い蒸機は作らないと心に決めて、もう30年になります。先般はからずもコッペルでは黒いのを作りましたが、ボイラだけは色をつけるのがコン流です。 同人誌の編集もヤマをこえました。週末で終…

旧いバイト

機械工作の話の続きで、時間を稼ぎます。このバイトは、20年以上使いました。長さは、倍近くあったはずです。削って削って、こんなかたちになりました。最近の仕事は例のカップです。かたちはみっともなくても、良く切れます。職人に見せたら、笑われそう…

チップホルダ

昨日の超硬バイトがあまりに調子がよいので、フライスのセッティングを解く前に、ホルダを量産しました。材料は6×6と8×8で、写真のように、30度でフライス加工して、チップをビス留めしました。ポイントはビスに噛ませるワッシャで、締め付ける程縁に押し…

超硬チップ

さて、コンは永い間アマチュアは超硬なんて使いこなせない、上手に研いだハイス(高速度鋼)のバイトが一番と思っていました。マイフォードでは、ステンレスの重切削用に三角の超硬チップバイトを使っていますが、ML210では初体験です。 ドリルロッドを糸鋸…

とりあえず

レタリング(全くのデタラメ)まで済ませて、仮完成としました。窓ガラス、乗客、そして郵便車の造作が残っています。幸い、お友達から郵便車の内部の資料をいただき、何となく、何とかなりそうです。牽引機関車も作りたいので、とりあえずここまでとしまし…

塗装は進む

一気にここまで作りました。窓の桟は塗り分けるより、後付けが楽ですね。しかし、精度の高いエッチング板です。内装は、カツミのシートにいさみやの「ソデ」を使いました。しかしカツミのロングシートは柔プラスティックで塗装のノリも悪く、使いにくいです…

塗装

客車の塗装をしました。今日は涼しく、作業は楽でした。外気温は18度まで下がってます。天然のクーラーですね。 ところで、最近は客車でも室内迄作るので、室内も塗装しないと行けません。段取りとしては、内装の塗装、外装というわけですが、窓から塗料が…

ふう!

客車の屋根ですが、端部分のみ内グリしました。この通りです。 さて、ガレージキット開発のお話を続ける予定でしたが、南筑のブタの箱が見当たりません。還暦過ぎて忘れっぽくなったようです。忘れっぽいと言えば、シンナー発注も忘れていました。DIYで売ら…

客車は完成しました

何しろ競作なので、塗装に入らなくては間に合いません。今日で完成させました。手摺のクサリが難しかったです。バッファは諦めました。カプラの腕が長くなり過ぎます。台座だけ残して、昔バッファのついていた名残をとどめる事にしました。カプラはKDの7番…

ポリアセタール(デルリン)の軸受け

16番の客車のお話です。特注の9.5φスポーク車輪が出来て来ました。 そこで、もう1輛の台車にもスポーク車輪を取り付ける事にしました。今回はポリアセタール(デルリン)樹脂で、軸受けのカップを作る事にしました。材料はケーディーカプラのランナーです。…

スウエード調スプレー

客車も進めてます。屋根の塗装に入りました。すでにサーフェサーは済んでますので、このようなスプレーで仕上げます。この後、塗装したベンチレーターを差し込み、かるくウエザリングします。

ガレージキット開発裏話(2)雨宮12トンの巻

煙突は二種類用意しました。 1/80でやや大振りですが、懐かしい機関車です。そして 1)ボイラはホワイトメタル、車体はエッチング板 2)動力装置はNゲージのものを流用 3)特定のプロトタイプではなく、工場出荷の状態でリリーズし、作り手が自分の好みで…

今夜から

ガレージキットの開発裏話を連載します。現実には模型同人誌の編集と、ポーターのエッチング原図の作成を進めてます。まあ、つなぎの話題とお付き合いください。 最初のガレージキットは雨宮の12トン。1998年のリリースでした。このころはKU さん(あのお…

暑くてダメ

手摺の特注エッチング板を切り出して折り曲げ、バッファーの孔がずれていたので修正しました、このままエンドビームにイモづけのつもりでしたが、な、なんと客車の妻板の手摺も付けなくてはならず、そちらから始めました、暑さで進まず、コンは冷蔵庫のビー…

スポーク車輪

今日から16番の話題も取り上げます。アルの古典客車を作っている事は既に述べました。問題は台車。客車にアーチバーは??という感じですが、当面アーチバーで凌ぐ事にしました。このアーチバーはお友達が融通してくれた軸距18.5(通常は19.0)のやや小振りで…

屋根の水切り

折り返しということで図Aを考えましたが、先端を水平にしてしまったのは勘違いで、先が上を向けば良いのですね。そのように認識します(図は折り返した後横に開いていますけれど)。コッペルなどにも見られるタイプですね。 コンは永く図Dのようなフラットバ…

キャブの作り直し

ならべてみたら、幅が違うと大分印象が違います。屋根後方の庇もやや強調して張り出させてます。問題は屋根の水切り。断面解る人教えて下さい。 明日から、16番客車の仕上げをします。サプライズかありますので、お楽しみに!

ピックテスト

昨日ボールエンドミルでフライスした所が、少し斜めです。あ!先般バイスを動かしてしまって元に戻してませんでしたさっそく支柱にバイスを噛ませて、そのバイスの先にピックテスターを貼り、チェックしました。プラハンマーで曲がっている所をコンコンと叩…

基本設計の変更は

キャブの幅のみにとどめました。作り直しです。折り曲げの溝は、横フライスで彫ると曲げの加減で寸法が異なるので、今回はエンドミルで彫ってみました。穴熊さんのコメントが参考になりました。感謝しています。従前は縦×横が18×20だったのが、今回は20×20と…

今日は手を動かさず

さるお方から送られた貴重な資料で、再度検討しました。その結果、下回りの制約でホイールベースが小さくなるので、若干ショーティーになること、モータを隠す為の火室延長は、開放的なキャブのためにはやむを得ない事、細いバーフレームの表現をどうするか…

煙室サドルは

とりあえず出来ました。え?リベットが無い?勘弁して下さい。気力が充実したら考えます。 昨日、いろいろアドバイスがありましたが、キャブの長さを1ミリ詰めて、幅を少し広げることで、おおよそのプロポーションは満足すべきところまで行くと思います。ポ…

デザインの再検討

東原信夫氏は和久田さんと並ぶナロー界の大先輩。7ミリのポーターは驚異でした。このポーターの記事をチェックしていなかったのですから、怠慢にも程があります。今日も工作は出来ないのですが、せめてデザインだけでもと検討しました。スキャナで取り込ん…

ボーレ三兄弟

今回は一番左のバイスの口金が15年でかなり劣化したので、いわき市のI職人に修理をお願いしたのがきっかけです。中央は、以前ご紹介した、時計万力。そして右にあるのは、その子供、いやその小型版です。これこそ、戦前から町の時計屋さんで汎用された時計…

二日もブログをさぼり

大変失礼しました。別な趣味の年に1度の大会で、お世話係としては、余裕が無かったのです。ただ、猪突猛進と申しますか、ポーターのキット化では、案外見落としや、改善点が見えてくるもので、時には間を置くのも悪くはないと思います。いろいろ疑問点が出…

煙室サドル

暑い日々です。展示会等あり、工作の時間は限られていますが、進めてます。 まあ、エンドミルで窓を抜いたり、フライスでエンジンフードを作られる方もおりますので、それほど珍しいことではありませんが、スクラッチビルダと言う人種はこういうバカげたこと…