2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今日から16番

昨日のお祭りで、少しナローから離れ、競作の客車の製作に入ります。昨日の余韻で、手を動かすには至らず、検討が主でした。台車はメーカー不明の軸距離18.5のアーチバー。H御大のご希望の17.5を吹く事も考えましたが、時間的に無理なので、この台車としまし…

昨日の答え

朝の出発前に書いてます。 角パイプへの精密な孔あけはボールエンドミル(3ミリ)を使いました。ボールエンドミルですと、切削が進むにつれて孔が大きくなりますので、升目を書いておけば、センターがずれそうなときの微調整が可能なのです。その跡3.5に普…

今日のミッションは

明日のナローの集会に持参する超小型ギヤードモータを作る事でした。しかし、快削真鍮版の切り出しで、相当の時間とパワーを使ってしまい、4ケ作るつもりが、2ケで終わってしまいました。 ポイントはモーター取り付けの孔あけ。3.5φの孔をどうやって正確に…

スリ込みヤスリ

昔は「目立てヤスリ」と言われていましたよね。鋸の目立てに使われるヤスリです。40年前は、このヤスリしか入手出来なかったので、汎用していました。U総裁のお勧めです。単目なので、目詰まりが少なく、掃除も楽です。鉄を削るためのものですので、刃がタ…

三爪チャツクに板を挟んで偏芯させるばあい

チャツクは点で銜えると考えるべきと思います。面で銜えると考えれば浜○○さんの言われるように挟む板厚の2/3が偏芯量なのですが、点で銜えると考えると図のようになり、ワーク5ミリ、板厚3ミリの場合の実測値は2.5ミリ、ワーク4ミリ、板厚3ミリ(同じ)…

初めての乙

完成しました。モータをキャブに押し込んで、タングステンウエイトを補充したので、良く走ります。良く走る模型は可愛いですね。完成してから、運転を楽しむときがロコ・ビルダの至福のときでもあります。今日は会合がありこれ以上の工作は出来ません。この…

出来ました!

クランク、ロッド類を取り付けて、初めての乙は完成です。1年前に乙で1両だけ蒸機を作ってみたいとお話しした事が実現しました。それも、動力装置のトラブル(ギヤ割れ)で廃車寸前だったフェルトバーンの原型を乙で甦らせることができて、嬉しかったです…

ダージリンAクラス、フレーム

関西の著名なロコ・ビルダのHt氏よりおそらくチンダリアの機関庫内のものとおもわれる、ダージリンAクラスのフレームの画像を頂戴し、掲載の許諾もいただきましたので、アップします。

クランクの製作

実はアウトサイドフレームの機関車は全くの初体験です。クランクも作った事はありません。今回は変わった作り方をしたので、ご紹介しますね。 まず、外周の太さに仕上げて、センタに孔をあけます(車軸取り付け用)。 次に三爪チャックの一つに2tのフラット…

モータのマウントは

もちろん接着剤です。集電ブラシもこのようにしました。この方法は、車輪の左右動も制御できるので、お勧めです。プリント基板も接着でした。とりあえず走ります。この後塗装して、バランスウエイト付きのクランクを付けるわけです。

モーターマウント

初めての乙なので、小さな回転数の早いトルクの小さいモータは避けて、アルの中型をキャブに納める事にしました。ところが、モータの取り付けネジが、フレームの位置ですので取り付けられません。 まさか、斜め45度で取り付けるわけにもいきませんので、最…

再びギヤードモータ

次の次にはいよいよダージリンです。徐々に準備していますが、動力装置にはウオーム2段減速とするよていです。急勾配をヌルヌルと登っていく様子を再現したいからです。すでにアルの小判型と10ミリ角パイプで、ギヤードモータを作っていましたが、もう一…

完成

作り直しました。弁室も丸めました。 欠き取りの逆だった試作品は、シリンダーをつけて、試作品へ。無事走りました。これで完成です。まだ煙突の付け根が未完成ですが、下回りは大分感じが良くなりました。サイドロッドの有無にこだわるのは、蒸機屋の悪いク…

原型

そういうわけで、PU101のシリンダブロックと弁室の原型が完成しました。 あとは、明日、鋳物屋にホワイトメタルで吹かせればよいのですが、 写真を撮っていて、青くなりました。何かが間違っているのですが、皆さんは気づきますか? 幸い、スペアの部品に手…

快削真鍮板

というものがあることを、模型歴40年にして初めて知りました。Dさんのご教授です。通常は、洋白等いじっているので、普通の真鍮でもヤワいと思っていましたが、じゃあ快削はどうなんだろう?かつて福原金属では快削真鍮版を供給して、模型ファンに喜ばれた…

忙しいゾ!

ロッドセットが出来てきました。設計通り無駄なくエッチングされており、まずは安心。スライドバーの短いのは、もう一度別なエッチングで埋め合わせします。 というわけで、シャリングの準備。シャーは遠藤製作所の例のヤツで、模型作りとして、これに勝るも…

傾斜

そういうわけで、傾斜したシリンダブロックも完成し、傾斜もまずまずでした。既製品の小坂のポーターがこの点では難があり、コンも難クセをつけた経緯から、これが上手く出来ないと笑われると言うプレッシャもありました。 今夜は講演会があり、講演してきま…

シリンダー傾斜

はじめに、ブログにご紹介したボール盤に関してお話しします。伊藤の高速はどうやらお友達が落札したようです。キラは誰も落札しないので自分が落札しました。ちょっと競りましたが、このブログの読者であれば失礼しましたし、商談には応じます。また、高速…

作り直し

そういうわけで、作り直しました。クロスヘッドも裏に薄板を貼って脱落防止としました。0.1tの洋白板は集電ブラシのカスをつかいました。これで、まったく問題なく走りますので、あとは弁座(これは一つで兼用出来る)、そして特徴的なブレーキを作れば良い…

問題発生!

シリンダーブロックの設計で、オリジナルはシリンダー中心間隔が15.7だったので、16.0で設計しました。ところが、シリンダーの太さを3ミリではなく4ミリのままだったことに気づきました。つまり左右0.5ずつ大きいのです。正面から見て、これだけの隙間は許…

シリンダブロック

正確に切り出したフラットバーに3×3の角棒をハンダ付けします。エンドミル加工の「掴みしろ」です。1ミリ帯材を敷いて、正確に掴みます。 ハンダ付けが終わった所。これで、角棒部分をバイスに掴ませ、バイスの上面にツライチでワークを固定出来ます。 ボ…

ボール盤情報

以前にボール盤に関して、ご質問がありましたが、お勧めのものが出てますので、ご紹介します。 まずキラのKND-8 http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w59058268 \25000は絶対のお買い得です。自分が欲しいくらいです。M師匠の愛機です。 高速タイ…

ケガキそしてポンチ

今夜も講演のため、多くの時間はパワーポイント作成に裂かれました。通常ケガキは角ブロックに材料を当てて、ハイトゲージでケガくのですが、小さいものは動きやすいので、角ブロックにストッパー用の溝があると便利です。段付きアンビルと同じ発想です。こ…

クロスヘッド

ロストが出来てきました。「銀ロスト」なので、真鍮に銀が入っています。洋白ロストは酸化皮膜が黒くなり汚いので、銀ロストがお勧めとの事。もちろん左右二種類になります。 今日は講演会の準備尾でパーワーポイントと格闘してました。無事準備は終了。ポー…

QCTPの高さ調整

本当に笑っちゃいましたが、回転式の角スポールの台を残せば、そのまま高さの問題はクリア出来るのです。 でもまあ、他に方法は無いかな?と思っていたら、夜の往診中に頭に電球が光りました。さっそく帰って来て、加工してみました。まず、ピンを埋める孔を…

QCTP

愛機ML210のツールポストは、写真のような角スポールで、ラチェットで位置決めが出来て、削っては突っ切りを繰り返す事が出来るようになってます。 で、Dさんからクイックチェンジツールポスト(QCTP)なるものが便利ですよと教わり、わざわざ米国から購入し…

ドレメルの歴史

最初のドレメルは#270。購入は昭和53年5月(実は初任給で買いました)。今でも現役です。スピコンはついていませんが、手になじみ、30年以上愛用していました。問題はコード線でやたら太くて固いコードでしたので、思い切ってカットして、細くて柔らか…

また原型作り

良い知らせがありました。このブログで最初に紹介したクロスヘッドが明日あがってきます。あとは、シリンダーブロックですので、その原型作りに着手しました。今迄の経験から、原型作りは、必ず複数の材料を用意して、一番良く出来たものを原型とすると間違…

コッペル弁フル可動の試み

さて、コッペルのキットは、最初の試作が未塗装のままでした。記念すべき1号ですので、このまま未塗装のままとしても良かったのですが、煙突を先日作ったシンダ落とし付きに換えたいし、キャブ後方のアングル補強、汽笛の引き棒をつけたいし、ボイラーバー…

とりあえず出来ました

ストラップBタンクのドーム、煙突、ヘッドライト、給水管等装備しました。結局写真のように、3ミリ丸棒にφ1.4のネジを切って、ホルダとして使いました。 組み立てはすべてロックタイトかエポキシで組みました。止水栓の固定のみハンダです。現在製作中の1/8…