ERコレット

  ML210には専用のコレットがあります。φ2〜10までで、大抵はこれで間に合いますが、より細かい作業なら時計コレットということになります。コンのML210 1号機は時計コレット専用になっています。ところで、今般作製していただいたベベルピニオンはシャンク(柄)の部分がφ6.5なのです。多分φ7からブランクを旋削したためにこうなったのだと思いますが、そうするとφ6.5のコレットが無いと銜えられないことになります。D氏に教わったERコレットシステムですと、このようにスリワリが内側と外側から二重にはいっているので、約1ミリ小さい径まで振れなく銜える事が出来ると聞きました。

  実はフライス用にMT-2シャンクのER25コレットセットを購入していました。ホルダーはかなり大きいものです。

  コレットは何と17ケもあります。

  ML210はテーパー孔がMT-1であり、国産のML-210はMT-1をカットしないと装着出来ないと言う欠点があります。そこで、ER-25でφ10のストレートシャンクのホルダーがある事を知り、今日発注しました。ERコレットのメリットは多少小さい径も銜えられるので、車輪のタイヤ部分を銜えたりも出来そうです。面倒なヤトイが不要になるかもしれません。ERコレットはその後の数字が銜えられる限度の外径です。ERは何の略なんでしょうね?
  K兄に送る品物は準備出来ました。明日からまたシェイに挑戦します。