シェイに挑戦(6)軸受け

  大ベベルの中央が大きく欠き取られているのは、ここの車軸の軸受けがくるからですね。車軸とラインシャフトは直交するので、ここで受けないとインサイドフレームが必要になります。浜さんから言われましたように、インサイドフレームは一切使いません。それはシェイのシェイたる所以だと思うからです。Wさんは乗工社の割り切った設計を絶賛しており、それは現代のシェイにも通じるのですが、あえてこのキットにベベルギヤを組み込むという暴挙に出た以上、全力で完成を目指します。
  ギヤ側は軸受けが無いので、φ0.5の洋白線を埋め込みました。これが軸受けに入ります。一番右の軸に軸受けが差し込んであります。

  ダイカストのフレームのラインシャフト部分は巾1ミリ深さ2ミリの溝になっていますので、1ミリだけは差し込めます。ですから軸受けの軸を1ミリにしては破綻しますので、細い0.5ミリにしたのです。この軸受けがラインシャフトの内側への動きを抑制しつつ、動輪の端のφ0.5の線を受けている訳です。寸法チェックで試作です。

  この軸受けをダイカストのフレームに接着する為には、治具が必要になります。明日、その治具を作ります。浜さんに「噛み合ない」と書かれましたが、何とか噛み合いそうです。完成したら浜さんに「ドヤ!、噛むで!」と噛み付きましょう(笑)!