2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

旧い話(6)原点!三津根鉄道

浪人して何とか大学に入り、これから模型を本格的に始めようとした頃に、この本に出会いました。それ迄はC56の牽くローカル列車が山岳の鉄橋をわたっていく(只見線みたいな)鉄道を理想としていましたが、この本でぶっ飛びました。以来、地方鉄道(田舎鉄道…

旧い話(5)カブースの思い出

コンが鉄道模型にのめり込んだ昭和46年頃は、ナローはまだ完全な外様で、ともかく16.5 mmの線路上でおかしくないようにデザインするというのが模型作りの流れでした。以前にブログで書きましたつぼみの木曽森林シリーズがその考え方の代名詞だと思います。ま…

牽引力測定

本日ちょっとした実験に立ち会いました。非常に考えられた測定方法で、問題ないとおもっていましたら、色々な問題がありました。驚くべき現象もありました。つまり、通常はスリップ寸前の牽引力が最大かと思われましたが、スリップした後の牽引力の方が大き…

形式5組み立て記(80)試運転と仮組み立て

まあ、蒸機は一筋縄ではいかないものですね。下回りを組み立て直したら、若干のフリクションがあり、試運転ではギクシャクしました。あの夢の様なコロガリもしなくなりました。何処で引っ掛かっているのか?をチェックするのに時間を要しました。数カ所のト…

リベット打ち出し機

クラーケン氏がブログでボール盤にクロステーブルを装着してリベット打ち出し機を作っておられるのを拝見して、やってみたくなりました。そのために、中古のボール盤をゲットし、プロクソンのマイクロクロステーブルも入手しました。このテーブル、小さいで…

次の構想

の前に(これは石巻の天敵さんが良く使うフレーズ)、砂撒き管の後方も何とかなりました。 形式5の後はこのB-6をレストアします。昭和62年頃の作で、いわき市で完成しました。走行がダメで作り直しです。もちろん動軸にはベアリングを組み込みますが、新し…

形式5組み立て記(79)砂撒管の問題は解決しました

railtruckさんから、すぼまり具合等は写真から読み取れるという事なので、IWコレクションを孔の開く程見つめました。わからなかったのは第1動輪への管の配管です。マトモですとブレーキシューと干渉しますね。判明したのはブレーキシューの前面に管があり、…

乗鞍岳

三千メートルちょいの山ですが、8号目までバスで行けるので苦労はありません。登り1時間半、下り1時間でした。台風で雨の予報なのに、こんなに晴れてしまいました。富士山の時といい、何か「持ってる」のでしょうか?(笑)。ともかく日本百名山42座、…

家庭サービス

実は今日、明日と飛騨高山です。ちょっと仕事を早く切り上げて夕方の飛行機で小松に向かい、レンタカーで夜に高山に到着します。この計画は夏頃からでしたので、いまさら忙しいからとは言えません。たまには世話女房にサービスしなくてはいけないのです。で…

形式5組み立て記(77)案ずるより産むが易し

とはこういうことかしら?ランニングボードの孔で砂撒管を取り付けてみました。悪く無いです。サドルタンクのカーブをそのまま曲げて行くと動輪の踏面に届くと言うことなのでしょうね。 斜め前からだと、少し問題がありそうですが、何とかなりそうな気配があ…

形式5組み立て記(76)砂捲管の問題

今日は画像はありません。この機関車のサドルタンクの巾は23ミリ、砂捲管を通す孔は巾が25ミリあります。16番なら砂捲管の先端の巾はせいぜい18ミリ、13ミリなら15ミリくらいになります。16番でも3.5ミリ巾が広いのです。ということは、ランニングボードを貫…

形式5組み立て記(76)ハンドレールの半球

実はサドルタンクのハンドレールのポッチだけは無くすまいと心がけていました。今夜、ハンドレールにそのポッチを取り付けるつもりが、またまた飛ばしちゃいました!丸いし、小さいしどうにもなりません。多分珊瑚さんに泣きつけば分けて頂けるとは思うので…

形式5組み立て記(75)銘板、ナンバー

付属のBLWの銘板は大分大きいと思いましたが、これでほぼスケール通りですね。BLWのショップナンバーは合致しているのかな?ブロードベルトのカタログを仕舞い忘れて、ナンバーのチェック迄は出来ませんでした。いつもの曲げ方で曲げてエポキシで貼付けます…

さまざまな理由で

模型が作れない日があります。飲み会や旅行、雑用等・・・。 でも今日は模型を作る時間はありました。でも作れませんでした。それは何故か?別に打ち込むモノがあったからです。多趣味人間のたまにあるアクシデントです。 形式5は、ショップナンバーでは50…

形式5組み立て記(74)担いバネ等

担いバネは最後に付ける事にしていました。色々邪魔になりそうだったからです。このエッチングの担いバネは、この製品では一番秀逸と思いました。二枚貼り合わせで、ピッタリ納まります。ハンダをタップリ流さないと行けないので、キサゲが綺麗でない所はご…

形式5組み立て記(73)集電ブラシ

デフォルトのブラシは燐青銅帯板ですが、集電効率は線材が遥かに優れており、そのなかでベリリウム銅線が抜群であることは模型仲間では周知となっています。当然、t0.8プリント基板とベリリウム銅線で構成します。しかし、ブレーキ梃子の下をくぐりながらベ…

オークションの明と暗

端材をゲットしました。固い木で、ボール盤の敷き材、曲げの当て板等用途が沢山あります。非常に綺麗な仕上がりで、6面フライスみたいな材料でした。直角治具等にも使えそうです。こんなに大量なのはもちろん模型仲間で山分けするつもりだからです。良いも…

ボール盤の改修

昨日のボール盤の振動が余りに凄いので(というよりアシナが静かすぎるのですが)、分解整備しました。その結果、何と振動の原因はVベルトでした。ベルトの調整で多少静かになります。いずれリベット打ち出し機に改造しますが、クラーケン氏が「回転リベット…

オークションの明と暗

端材をゲットしました。固い木で、ボール盤の敷き材、曲げの当て板等用途が沢山あります。非常に綺麗な仕上がりで、6面フライスみたいな材料でした。直角治具等にも使えそうです。こんなに大量なのはもちろん模型仲間で山分けするつもりだからです。良いも…

形式5組み立て記(72)ハンドレールの材料

当初からハンドレールは真鍮や洋白では曲がるな、と思っていました。本機はしかも先端に丸いノブがついています。ちょっと引っ掛かれば曲がります。サドルタンクのハンドレールは要注意ですね。そこで、形状記憶ワイヤーを使う事にしました。もともとは釣り…

形式5組み立て記(71)煙室ブレース(続き)

rさんのおかげで、詳細がわかりました。実は大阪のH御大ににも伺っていました。お話では、「通常はY型になってフロントビームに嵌まるようになっているが、ボルトはビームの後方で、上部にはボルトは無い。しかし、極く初期のものは先端を叩きつぶしてフロン…

形式5組み立て記(70)煙室ブレース

煙室廻りのディテールを付けました。洗浄用のハッチ、シンダ落としは難なく取り付けましたが、問題は「煙室ブレース」。米国型では、しばしば塗装中に曲げてしまったり、上下組み立ての時にトラブルの耐えない所です。現物はフロントビームにボルト止めです…

ボール盤コレクションから

もう還暦を遥かに越えていますので、無理をすると帯状疱疹になる恐れもあり、今日はこれまでの整理等して、のんびり過ごしました(ウソ!) FUJIの高速ボール盤はFBD-6が定番で、お友達も何人か所有しています。音がうるさいのが欠点ですが、モノはしっかり…

形式5組み立て記(69)めだたないなあ・・

いちおうダミーで加減リンクや偏芯ロッドみたいなものを作りましたが、全く目立ちません。よくみると、それらしいのがある程度です。 加減リンクの上下アームも先が孔のまま間抜けた感じです。それでも、これ迄作った小型の米国蒸機の中では、格段の際密度で…

形式5組み立て記(68)バルブまわり

ロッカーアーム、バルブロッドはそういうわけで、良い感じで納まりました。ついでに逆転レバーと加減リンク上下レバーも作りました。ま、普通はこれでOKなんですが、rさんが素晴らしい加工をされて、バルブギヤフル可動!となると、当方もせめてダミーでそれ…

形式5組み立て記(67)ロッカー・アーム作り直し

加減リンクの動きを伝えるのがロッカー・アームである意味ではベルクランクみたいなものです。railtruckさんのご指摘様に、駒のようなものが嵌め込まれていて、摺動することで加減リンクの動きをバルブロッドに伝えます。このクラスではそれを模型化するのは…

形式5組み立て記(66)また、まちがえちゃったい!

ロッカーアームはエンッチングの寸法から3.0として作りました。しかしどうやら2.5 だったようです。作り直しです。しかし、KAMではステーブンスンバルブギヤは作らないの?という質問もありました。自分はやらないつもりでしたが・・・・。 ダミーで誤魔化そ…

形式5組み立て記(65)先が見えた?

φ1.46の軸がφ1.46のドリルであけた孔には通らない、という事がわかりました。圧入はもちろん禁忌ですので、何とかしなければなりません。方法は二つ、軸を回転させながら耐水ペーパー等で少し削って細くする方法、もう一つは旋盤でφ1.46の孔をあけたあと、手…

形式5組み立て記(65)モータ・交換とアダプタ

maxonは少しもったいないので、大量に余っているフルハーベルの1016を使ってみます。 アダプタは共用なので問題ないのですが、アダプタが難物です。もともとピニヨンの軸しか無く、ここにウオームがつくことは許されていなかったのです。軸径は1.46で1.5の孔…

形式5組み立て記(65)夢のコロガシテスト

新しい動輪のロッドピンのボスが少し高いので、第1動輪のロッドピンとクロスヘッドが干渉します。railtruckさんにヒントをいただいたので、まずサイドロッドを0.2削りました。銀ロストなので、真鍮地肌は出て来ませんでした。次にボス部分を、0.15燐青銅板…