2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

POM輪芯でφ8.5動輪を作る

輪芯を薄く削る為のヤトイを作ります。φ10からφ8まで落として輪芯の外径が嵌まるように 内グリをします。ツバをつけるのは、コレットチャックに装着したときの位置を一定にする為です。 糸鋸で割を入れます。この割の部分で締めつけられるわけです。 削り終…

KKCのこと

KKCとは「古典機、軽便、そして地方鉄道」という蒸機工作派の集団で、略してKKCとしました。TMSみたいなもんです。同人誌は今回100号です。二ヶ月に1回で、震災で1回休んだ他は、定期刊行してきました。その100号記念の行事や編集で工作を休んでいるのです…

TOMIXの動力台車

本日UさんからNゲージのEF58の動力台車が届きました。例のPOMの輪芯を組み込んで9ミリナローの動力装置が出来ないか?という問題です。 分解は大変でした。爪が4カ所あり、あちらを外すとこちらが絞まるという具合でした。つばさ模型のご主人は、こういうの…

Swichmaster

もし間違っていたらご指摘ください。去年シアトルでお世話になったFさんのお話では、米国のスイッチマシンの主流はこのSwichmasterだそうです。日本ではようやくTortoiseが普及し始め、電磁石式は過去のものとなりつつあります。で、このSwichmasterですが、…

ギヤードモーター

昨日のダックスの記載でこの事に触れました。いままで、例のコロンビア、ダックス、そしてMDCシェイ等に使いました。現在は入手困難です。エムテックスも光進も扱いを止めています。可能性があるのはシチズンに吸収された狭山くらいでしょうか?昨年シアトル…

ダックスのこと(3)テンダー機、サドルタンク機

多分ダックスシリーズでもっともカッコ良いのはテンダー機。しかし、アウトサイドフレームはどうかな?ということで、インサイドフレームで仕立てました。モーターはフルハーベルの0816で1:16ギヤヘッド付きです。 サドルタンクはほぼ原型通り。しかしプラの…

ダックスのこと(2)

昨日Dタンクをお披露目したので、今日はこれだな!と思われている方が多いと思います。3年前でしたか?軽便祭でダックス祭というのがありまして、参加しました。その時のネタです。サイドタンクの上まわりは1つしかないので、これをDタンクと1-B-1の二種類…

ダックスのこと(1)

まだまだ工作は再開出来ず、13ミリのBタンクは工作台の上でほこりをかぶっています。旧作の話題で、お閑を頂戴します。 いまでこそ「ご神体」の如く崇め奉られているダックスですが、発売当初の評判は決して芳しいものではありませんでした。キャラメルモ…

いもこ列車

こういう本が届きました。Nさんからのご紹介です。お隣の山形県で動態保存されています。一度は見に行きたいのですが、昨年から公開運転が休止となってます。どなたか、復活情報等ありましたら教えて下さい。尚、この本は建設当時の苦労話とか、お話が主で、…

ML210のテールストックハンドル

テールストックにエンドミルを掴ませてボーリングはかなり楽チンです。ところが、もう30年近いML210、2号機のテールストックハンドルは初期の小さなものがついてます。 横送り、縦送りはナベヤのφ50に交換していますので、これでも良いのですが、どうせなら…

花巻EB61

多分電機はこれ1両でしょう。あとは16番で秋保を作りましたが・・・。確かモデル8のエッチング板だったと記憶しています。下回りはKATOのポケットライン。このロコのミソは軸受けと軸バネ部分。このパーツだけ原型を作ってホワイトメタルで量産したのです…

ロコ・クレーン

もしこの作品が既出ならご容赦ください。ネタはJ社の「協三型SL」で、サイドタンクの形状が気に入らず、カットしてエガーバーンみたいにしてみました。これが、その後ヒットしたフェルトバーンの母体になるとは夢にも思っていませんでした。何と、POMの動輪…

BLWサドル

確かチバースあたりのキットだったと記憶しています。ナロージャーナリストのUka氏がTMSにB型のサドルタンクとして発表したものです。自分はライフライクのCタンクの下回りで、C型に仕立てました。これはこれで、なかなか良いバランスであったと自負していま…

POM輪芯の圧入(7)エンドミル

ネタ不足なので、もう少しおつきあいください。タイヤの内グリを三角ロッドで強引にやるやり方は、Dさんから感心しないというコメントでしたが、実際そうでした。貫通寸前に「喰って」しまうのです。これは貫通時に急に切削量が増える為ですので、慎重に慎重…

POM輪芯の圧入(6)タイヤの色

ストックしていたφ8.5車輪は30枚程、すべて輪芯を嵌めました。ところが、追加で発注したφ8.5車輪は黒メッキでした。とりあえず4枚程輪芯を嵌めてみましたが、どちらが良いのかな?と悩みます。近年の模型メーカーはタイヤの側面のクロームメッキを避けて、…

POM輪芯の圧入(5)車軸の削製、お詫びと訂正

ドレメルを2丁使ってカッティングディスクのサイドで仕上げるのは、極めて危険であるというご指摘をいただき、深く反省しました。工学的な素養の不足を深くお詫びし、ブログの記述を削除して、写真の様にモーターツールと小型の「目立てヤスリ」による断端…

POM輪芯の圧入(4)

結局輪芯の希望者は数名でした。やはり車輪として仕立てないと受け入れてもらえないようです。φ8.5の車輪はストックが数十枚ありますので、これを「動輪化」して模型仲間に頒布する事にします。意外に簡単で、1枚数分で出来ます。仕事の合間に、コツコツや…

図面書き

ようやく最後の1枚です。工作もせず図面と記事書きでした。自分としては手を動かす方が好きですね。根っからの工作人かも知れません。平素はメモ帳に寸法をメモる程度で作ってしまいます。でも、記録として図面を残しておく事はとても大切ですね。H御大はポ…

POM輪芯の圧入(3)

おおよそ様子が分かりました。あとは量産あるのみですが、まずまず忙しい事。今日は画像も無く、早じまいさせていただきますね。尚、この動輪もみなさんにお分けするつもりです。

Flying Zooのこと

すでに故人となられた井上生三氏はFlyng Zooという模型製造ブランドを主宰しておられました。主として米国のナローもので、いわば米国専門模型店の先駆者でもありました。定期的に「めりけん・とい・ぼっくす」という小冊子を配布しており、会員になると送っ…

POM輪芯の圧入(2)

ネットで1本モノのドリルを買いました。多分プリント基板用でしょう。超硬ドリルとうたってました。 さっそく試験してみました。φ1.5の車軸はややきつめに圧入され、用手にて抜き差しは容易でした。これでOKですね。では、明日から量産しましょう。

POM輪芯の圧入

そろそろちょっぴり工作始めます。例のPOMの輪芯は希望者が少なく、大量に(多分1000軸近く)余ってしまうので、動輪セットとして頒布を考えます。前に頒布したもののφ8.5バージョンですね。ところで、タイヤと輪芯の圧入は輪芯と車軸よりタイトでないといけ…

乗工社の亀の子

J社の亀の子は軽便模型史に残る傑作だと思います。そのバランスの良さは、元祖の8トンを凌ぐカタチのよさで、スケールそのままのグラントのポーターやBackwoodsのポーターが見劣りしました。しかし、しかしサイドロッドの無いプラフレームはNGです。動輪を…

SRのプレーリー

今夜の旧作はChiversのプレーリー。SR&RLのプレーリーがプロトタイプで、下回りは確かBackmanのCタンクでした。スタイルはとても良くて気に入っています。この機関車の問題点は集電でした。テンダーが軽いのとアーチバー台車なので集電が悪いのです。エンジ…

初めてのナロー

相変わらず旧いお話でお閑をいただきます。 軽便祭に応募した「ベアトリス」はナローの2作目でした。その前に、試作として赤井氏のガソリン機関車を作りました。もちろんフルスクラッチです。16番では蒸機を数両作っていましたので、2軸ならロッド駆動で問…

看板!

つばさ模型店のご高配で、看板のプレートを拝受しました。ご主人は模型店ではなく、模型愛好家の集う「サロン」を目指していたのですね。看板はドアの窓にこのように貼付けました。 もう1枚、それはモロに模型店の看板もいただきました。これは部屋の奥の壁…

BLWCテンダー

これは例の乗工社の自由形のCテンダー。ミニランドシリーズの陰でリリースされていました。実はこれがミニランドより数段優れたデザインだと思います。ほぼ米国古典機のエッセンスを完璧に身につけています。小型なのにちゃんとダブルボギーです。ただし、し…

苫小牧の客車

これはケホロ。オリジナルデザインは仙台近郊に在住の模型家、鈴木潤さんで、デザイン力のないコンはこれをスケッチしたわけです。この客車の寸法図が大正時代の客車図面集にあることは意外に知られていないかも知れません。さらに、これのダブルルーフ仕様…

苫小牧のポーター

昨日のコメントに舞い上がって、現在の状況をお目にかけます。ちゃんと走りますよ! 東京都北区にあった時代に、もう少し観察すべきでした。いまは北海道に渡ってしまいましたので、実物を見る機会があるかどうか・・・。確か王子製紙の苫小牧工場にあると記…

ポーターの思い出

ポーターと言えば、J社の「亀の子」が秀逸なデザインで、ある意味では本物よりカッコ良かったのですが、どうもPU101の下回りが気に入らない。そこで、ライフライクのCタンクの第1動輪を撤去してB型としてまとめたのがこの旧作。驚いた事に昨年リリースした…