形式5組み立て記(72)ハンドレールの材料

  当初からハンドレールは真鍮や洋白では曲がるな、と思っていました。本機はしかも先端に丸いノブがついています。ちょっと引っ掛かれば曲がります。サドルタンクのハンドレールは要注意ですね。そこで、形状記憶ワイヤーを使う事にしました。もともとは釣りの仕掛けとしてDfさんからその存在を教えて頂いたものですか、本業でも愛用していました。模型の応用としては、そのバネ性を活用した復元バネ等に用途が考えられますが、ハンドレールも曲がりやすい事を考えれば、一つの選択枝かもしれません。安いものです。こちらをどうぞ。
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  今回はφ0.45を採択しました。画像では判明しにくいのですが、奥がφ0.5、手前がφ0.45です。

  あえてφ0.45にしたのは、多少繊細さが期待出来ますし、挽き物のノブがφ0.5ではキツかったからです。案の定、一つ飛ばしちゃいました。慌てて作りましたが、右側が正規品、左側が泥縄製作です。しかし、このノブ、一つも無くさず組む事が出来るんでしょうか?あ、railtruckさんなら可能ですね。

  ここのところ別件で、集中的な工作が出来ず、「どこまで引っ張るんだ!」というご指摘もいただいております。決してK兄のように酒色に溺れているわけではありませんので、ご容赦ください。