旧い話(6)原点!三津根鉄道

  浪人して何とか大学に入り、これから模型を本格的に始めようとした頃に、この本に出会いました。それ迄はC56の牽くローカル列車が山岳の鉄橋をわたっていく(只見線みたいな)鉄道を理想としていましたが、この本でぶっ飛びました。以来、地方鉄道(田舎鉄道)の虜となり、そこに古典機のくたびれたのも加わって、ひなびた地方鉄道の風物を模型として再現したいと思っていました。著者の中村氏は他界されましたが、大らかでこだわらない素晴らしい人でした。仙台ともゆかりがあります。ともかくこの「小レイアウトと小型車量」はコンのバイブルです。

  天国の中村さん、コンが跡を継がせていただきますよ(笑い)。