コッペル30HPの問題点

  このブログを立ち上げたのは2010年の12月です。同じ年の軽便祭でこのキットをリリースしそこそこ評判でした。しかし組み立ては難しいし、敷居の高いキットという評価もありました。その後Tさん等が作りやすい蒸機キットを次々と発表していますので、もはやこのキットの役目は終えたものと思っていました。ところが、たまたま組み立て書が入っていないという連絡がありストックしていた組み立て書とともに、この未塗装のコッペルを引っ張り出しました。

  英国のレビウ誌にも写真が掲載されており、このまま未塗装で保存するつもりでした。ところが、ホワイトメタルが劣化したのでしょうか、粉を吹いたようになりました。そのうちに、ちょっとした落下で後方の回旋窓が破損しました。そこで、昨日の会合を一区切りにして、ちょっとこの機関車を手入れする事にしました。ポイントは
1)ガイドヨークとスライドバーの隙間
2)左シリンダーへの蒸気パイプ
3)給水栓
4)キャブ後方のアングル補強
5)煙突の形状改良とシンダ落とし
6)汽笛の引き棒
7)カプラーの朝マグ化
以上です。
  この他に週末の大宮の模型市のローラー運転台とか、雑用もあります。今日は残務もあり、工作再開迄は辿り着けませんでした。(ちょっとベークブロックは作りましたが)。三木隆氏の毎日製作する事というお言葉を肝に銘じます。