南伊予のブルックス(2)動輪迄

  やはり、φ9.5としました。材料はコン特製のφ9.5スポーク車輪。車軸が2ミリなので520のベアリングがぴったり!動輪押さえ板の構造に悩みましたが、こうしてみました。すなわち動輪押さえ板はベアリングは押さえないで、車軸そのものを脱落しないように押さえるだけ、ベアリングは中央に移動しないように、動輪押さえ板で両側に押さえ込む構造です。クラーケン氏はベアリングの脱落だけを防止する方法で動輪押さえ板を省略していましたが、コンは旧来の方法を踏襲しました。動輪の作り方は省略します。一旦分解して車軸を「ダルマ」が取り付けられるだけの余地を残してカットすれば良いわけですね。

  組み立ててコロがしてみて、吃驚しました。何なの!この滑らかさ!!またまた車軸にベアリングというパンドラの匣(はこ)をあけてしまったかもしれません。

  コロがりは素晴らしいです。クラーケン氏の作品のコロガりに触発されてのトライアルでしたが、ダルマ、ロッドを作っていないのにもうワクワクしてきました。模型なんて、このワクワク感が全てですよね!