軽便祭に思う

  明日は軽便祭です。コンはある事情で会場に行く事が出来なくなりました。本来は来場して、その後KKC100号記念の準備会を午後3時から、という予定だったのですが、あるお方から「是非レイアウトを見に来て欲しい」というオファーがあり、予定を変更してレイアウト見学に切り替えた為です。そのための準備で、今日の工作は多分お休み、画像無しでごめんなさい!
  さて、珊瑚模型店を中心とした軽便祭は2回で立ち消えになり、その後H氏のご尽力で新しい軽便祭が立ち上がって、大変な盛り上がりです。ナローゲージモデリングの歴史を語る程ではありませんが、今回の隆盛はどうもこれまでのメーカー主導とか一部のグループを中心とした盛り上がりではなく、鉄道模型の望ましい姿が具現して来たからではないかと思っています。模型を楽しむやりかたは、人様々、自由です。しかし、理想は車輌を作り、それを走らせるレイアウトとを作り、運転を楽しむという総合的なあり方だと思います。Nゲージは基本的にはレイアウト工作や運転を楽しむゲージ、HO/16番はどうしても車輌偏重になりがちでレイアウトまでは手が出せない。しかしナローならどちらも楽しめる。しかも乙でも9ミリでもOナローでも、あるいはそれ以外のゲージでもすべてに共通して車輌作りとレイアウト工作がバランスよく楽しめる、そこに大いなる魅力を感じて現在の隆盛があるのではないでしょうか?ですから、この隆盛が衰えることなく、継続しているのかな?と思っています。
  コンは蒸機屋ですので、その立場でナローゲージと向き合ってきました。ナローの蒸機製品が皆無だった時代は遥か遠くに去り、驚く程多様な蒸機製品が流通しています。Tさんのような良質、廉価なキットメーカーもあります。蒸機キット製作者としてはコンはもはや不要だと感じて、少し引いています。積み残しはダージリンとドコーです。これは何とかやってみたいし、ナローの新しい展開としてのSn2も何とかカタチにしたいと願っています。
  明日も目黒は凄い熱気でしょうね。軽便祭の成功を祈念します。