細密アングルの切り方

  今週の土日に蒲田で鉄模連のショウがあり、K兄への納品をまとめていましたが、先ほど無事発送しました。で、懸案のコッペルの改修にかかりますが、時間が殆どありません。話題としては、アングルのカットの問題を取り上げました。キャブの後方のハンドブレーキの補強としてアングルと帯材が取り付けられています。アングルはKSの0.8×0.8を使う事にしました。(アルモデルの洋白を使いたかったのですが、見つかりませんでした)。こんな細いアングルはどうやってカットするのでしょうか?今回はフラットバーの治具を使いました。まず4×10程度のフラットバーにカットするアングルの長さをケガイて万力で把持します。

  これにアングルを押し当ててカットするわけです。釈迦に説法でしょうが、この時には「押し切り」が良いのです。つまり糸鋸は引くと切れるようにセットされていますが、引くと引っ掛かるので、押して切ります。理論的に言えばスクイ角をマイナスにしてハツるようにカットするわけです。チャンネルの場合は、当然チャンネルの内径ぴったりのフラットバーに嵌めてカットするわけですね。「押し切り」は裏技みたいなものですが、知っていて損はありません。まともに引けば引っ掛かってアングルを損傷してしまいますので・・・。

  模型とは関係ないけれど、今日の楽天の試合が感激でした。藤田選手の涙が一番印象的でした。今日の勝利は大きい!