南筑のブタ(承前)

  走りがいまいちで、3号機は下回りを作り直しました。

  左側から見ると、動力装置が丸見えです。

  つまり、モータを水平に置いて、8枚と32枚のスパーで落として、ドライブシャフトで駆動したわけです。8枚と32枚のギヤは、今は廃業されたギヤ屋さんに特注しました。そのころコンはギヤを特注出来る数少ないモデラだったのです。まだ40組くらい残っていますので、生涯困らないでしょう。多くのお友達にも頒布しました。そして、この伝動方法は、その後各メーカでも実践されたようです。プライオリティは主張しませんが、アマチュアとしてはニンマリしてます。

  結局六匹、いや6輛のブタを所有しています。このようなケースに収めてます。いわば、ブタ小屋ですね(笑)。

  たまたま震災の片づけで、13匹、いや13セットの未完のブタキットが発掘され、5セットは今回ご希望でお譲りしました。Nゲージの低床式電車の動力台車があれば、こんな苦労は無かったのですが、残り8組にこの動力装置を組み込んで、またこのブタと遊んでみます。残りは軽便祭で、頒布しますが、今後はこのキットの予約やお取り置きには一切応じられませんので、お含みおきくださいね。