今日は手を動かさず

  さるお方から送られた貴重な資料で、再度検討しました。その結果、下回りの制約でホイールベースが小さくなるので、若干ショーティーになること、モータを隠す為の火室延長は、開放的なキャブのためにはやむを得ない事、細いバーフレームの表現をどうするか?等いろいろな事が解りました。キャブ内のディテールに関しては、想像していた通りで何とかなりそうなので、ともかく試作を仕上げる事にしました。
  最後迄悩んだのが、スティームドームをキャブ内に置くかどうか?キャブ内は、有名なサドルタンクなどでは定番ですし、火室が長過ぎる問題もカムフラージュ出来ます。しかし、バランス的には、ボイラの上にサンド/スティームドームがちまちまと並ぶのが好みです。サドルタンクバージョンに関しては、改造パーツで対応しようかと思います(乗工社と同じですね)。ほぼ迷いは吹っ切れましたので、試作作りを再開します。競作の客車は、手摺の取り付けだけの問題なので、週末等に集中してやります。
  煙室サドルは、大きめのものに作り直します。受けの部分ももう少し肉厚が良さそうです。ただ、シリンダ中心間隔が広いので、何とかそこはカバーしないといけません。もともとHOeはそのような制約があり、それがまた楽しいのですけれど。
  今日は朝から本業で非常に忙しく、工作台の前で試作を眺めながら、寸法等チェックして過ごしました。HOeは省略と妥協とこだわりをどこでバランス取るか?ということみたいです。ディテールにこだわるには、小さ過ぎます。