POM輪芯の圧入

  そろそろちょっぴり工作始めます。例のPOMの輪芯は希望者が少なく、大量に(多分1000軸近く)余ってしまうので、動輪セットとして頒布を考えます。前に頒布したもののφ8.5バージョンですね。ところで、タイヤと輪芯の圧入は輪芯と車軸よりタイトでないといけません。POMですから、車軸とタイヤの圧入は軽めのほうが良さそうです。輪芯の外径はφ7.18です。そこで、φ7.0の三角ドリルも到着したので、ある方法をトライしました。つまり三角ドリルでボーリングしたらUさん直伝の「ロクロ法」で、わずかにテーパをつけるのです。そうして、輪芯の先が辛うじて嵌まるようになったら、テールストックでグイと圧入します。これは非常にうまくいきまして、強固な圧入が出来ました。J社のプラフレームの動輪もかなりきつく圧入されており、同様のテーパーをつけたのかな?と思っています。ですから、公差0.18で圧入されたことになります。車軸はφ1.50なので、φ1.45のドリルを注文しました。これで公差0.05でタイヤと圧入されるので、ちょうど良いのでは?と思っています。この動輪セットは、商業目的には使えませんので、あくまで実費での頒布を予定しています。もちろん、例のプレーリーをテンホイラーに改造する為にも使いますけれどね。