ダックスのこと(1)

  まだまだ工作は再開出来ず、13ミリのBタンクは工作台の上でほこりをかぶっています。旧作の話題で、お閑を頂戴します。
  いまでこそ「ご神体」の如く崇め奉られているダックスですが、発売当初の評判は決して芳しいものではありませんでした。キャラメルモーターにM0.4のギヤ、ロッド駆動等、手強い内容だったのです。さらに、タイヤが薄過ぎて、ポイントで脱線する問題もありました。結局3両はすべて手を加えました。その後「ダックス2」という改良版が発売され、入手しましたが作る気にならず、S氏に譲渡してしまいました。
  サイドタンクは一番スタイル的には問題がありました。平べった過ぎるのです。オーバーハングが長いので、従台車にカプラーが付いていますが、当然これは脱線の原因となります。ちょうどφ8の特注の動輪(多分O社のコッペル等に使われたもの)が大量にありましたので、下回りを完全に新製して、Dタンクとしました。

  もちろんロッド伝動です。

  ロッド伝動が一番難しいのはBタンク、CタンクやDタンクは案外走行は安定します。これも良く走ります。いかがでしょうか?C-1のオリジナルのサイドタンクより大分雰囲気は良いのではと思ってますが・・・・・。あ!第2、3動輪をフランジレスにするともっと良い等という突っ込みは勘弁して下さい(笑)。