乗工社の亀の子

  J社の亀の子は軽便模型史に残る傑作だと思います。そのバランスの良さは、元祖の8トンを凌ぐカタチのよさで、スケールそのままのグラントのポーターやBackwoodsのポーターが見劣りしました。しかし、しかしサイドロッドの無いプラフレームはNGです。動輪をコッペル用のφ7に交換し、ロッド駆動に作りなおしました。シリンダブロックも新製造です。これで、見違えるようなポーターになりました。
  そして、これを作った経験がPU101改造キットや、ガレージキットのポーターに引き継がれたわけです。製造記録は残っていませんが1990年頃と記憶しています。


  結局このキットは10セットくらい所有していました。先日最後の1セットを使い切りました。是非、下回りを新たにして再生産して欲しいものです。