Bタンク/スチームドーム

  ドリルレースで何処まで作れるか、挑戦です。まずはφ8の丸棒をφ7まで落とします。ヤスリはニコルソンマジカット。

  まあ、こんなもんでしょう。

  まず裾をドレメルで荒削りして、12φの真鍮丸棒に耐水ペーパーを巻いたものにこすりつけて、カーブを調整します。

  ドームの高さをケガいて、目立てヤスリで切り込みを入れ、徐々にカーブに仕上げます。

  これに、真鍮帯板をU字型に曲げてハンダ付けします。ハンダは多めで少しはみ出すくらいにします。

  周囲をニッパーで粗取りして、ドリルレースで仕上げます。仕上がった所。

  ハイトゲージでセンタをケガいて、ポンチを打ち、バイスに銜えてドリルで取り付けネジの下孔をあけます。

ネジを切った後、糸鋸でカットして完成です。

  この方法は昔から知られた方法で、ハンダをタップリ流す事で、ドームの裾のカーブを表現し、真鍮ムクから削り出すよりはスッキリできるので、案外お奨めです。欠点は、もちろん磨き出しが出来ない事ですね。「円盤貼付け法」とでも呼べば良いのかしら?ちなみにフェルトバーンの原型のドームはこの方法で作りました。煙突の裾も同様です。