南予のBrooks(71)ボイラー支え

  スティは「支柱」という意味なので、正確にはボイラ支えなのでしょうね。ある方から教えて頂きました。ランニングボード(ランボードという表現は正しく無い)を欠き取った余りのt0.2洋白にリベットを打って削って貼付けるだけです。ところが、貼付ける時に、サイドタンクのリベットを削り落とさなくてはならないことに気づきました。間抜けなもんです。ハナからリベットを打つ必要は無かったわけですね。

  さらに、写真を撮ってから、煙室のブロア管の逃げのために、支えの下部を欠き取るのを忘れています。これはもう明日の作業。でも、ステップ、砂撒き管、そして砂撒きレバーくらいで終わりそうです。そうそう、銘板はGKさんのを活用しました。まさか、この機関車に適合する銘板があるとは知りませんでした。酒色に溺れているK兄ですが、時には良い仕事をするものです(笑)。
  長々とBrooksを書き綴っています。これは、HOeの機関車がロッド駆動できちんと作れる事を実証し、「スクラッチビルド出来る技法を習得する事」が模型製作では役に立ちますよというスタンスで書いています。決してスクラッチ至上主義を謳ってはいないつもりです。しかしコンは過去に、「キット組み立てではなく、もう少しスクラッチに取り組むモデラーが増えて欲しい」という暴言を吐きました。吐いた限り、実践あるのみというのが今回の長〜〜い製作記になっています。故平尾氏なら、一ヶ月もかからないでしょうね。予定では、この後以来のあった動輪の加工、そして晴れの「キット加工」に取り組む所存です。