梁川の協三

  行ってきました。高速は混むので、「阿武隈急行」で行きました。居眠り出来るし、楽でしたね。いた、いた!

  さっそく下回りチェック。ヘルムホルツの加減リンクは大きいですね。音叉部分で動輪の2/3くらいの長さです。上縁はタンク下部に隠れていますが、リンクの運動中心の位置を考えると、異様に大きな加減リンクと言えます。

  前進時はラジアスロッドが下がります。ですからリターンクランクは前傾しています。

  キャブインテリアはこんな感じ。

  給油器が見当たらないので、「運転手さん、給油器はどこですか?」と聞いたら「あ、これ石炭で走るんだよ。油で走るんじゃないよ。」という間抜けな答え。「そうじゃなくて、シリンダ等に給油する装置ですよ!」「そんなの知らないよ。多分この中だろう?」と水タンク下部を指しました。
  インジェクタは小さいですね。

  ハンドブレーキは殆どコッペルと同じです。

  加減弁付近もコッペルと酷似してますね。

  煙突は火の粉止め付きでしょうか?形態は感心しません。汽笛の詳細は良くわかります。

  キャブ右下のこれが蒸気ブレーキのシリンダーでしょう。

  問題はキャブ左下のこのタンク。何の為のものか?わかりませんでした。

  一時は作りたいとも思いましたが、実物を見て興ざめでした。気に入らない点は
1)排気管のカバーの形態
2)煙突
3)全体に横巾が広過ぎてナロー感がない。まるで16番みたい!
4)弁装置の上部が水タンクの下に隠れていて、動きが楽しめない(東洋活性白土はその点では良い)
  以上より、ヘルムホルツ弁装置を模型化したいという意欲はかなり失せてしまいました。アルマデンの方が面白そうです。もちろん運転手は弁装置の事等全く知らないとの事でした。
  夜はBrooksを進めましたが、それは明日。いや、明日は細倉に行ってきます。せっかくの連休なので楽しみますよ!