鉄分(模型分)抜きで

  今から約15年前に、鉄道模型が楽しく無くなりました。正確には楽しめなくなりました。多分鉄道模型の更年期(ほんとかな?)だとおもいます。その時にある出会いでガラス工芸を始め、セカンドホビィとなりました。その時気づいたのは、正確、精密、高品位の加工ということに疲れたのだと思います。融かしたガラスは柔らかく、曲線と色味が楽しめるので、「癒し」を感じてのめりこみました。4年で教室から出されました。「あなたには教える事は無い、作家として自立しなさい」ということでしたが、本当は「この人は手に負えない」と思われたのだと思います。工作力、工作機械がある事が非常に有用で、様々な工具、工法を考え工夫しました。このような、一片の隙もない幾何学模様は楽しく無くて、

  もっぱらこんな花模様を楽しみました。

  多くの方はこういうのを作りたいのでしょう。

  教室を出てからは、年1回必ず展示会を開く事にしました。今年は一昨日から明日までです。今日、明日は土日で自分が在廊します。ガラスの世界でも多くの知己を得、その後模型の更年期も克服しました。言いたい事は、趣味は楽しむ事であり、楽しめない時には別な事をするのも一つの手段だと言う事です。現在はシェイの工作にノッており、ガラス工芸で中断される事は本意ではありませんが、セカンドホビイも大切ですので、週末はこちらにかかりきりで、工作は少し休んでいました。ガラスの仲間はコンの本業(ファーストホビィ)を知っており、おそらくこのブログも覗いていると思います。模型の仲間も、模型以外の趣味を沢山もっている「マルチ人間」が多いと思いますよ。