ダメだこりゃ!

  現在製作中の乗工社のシェイはフレームがドロップなので、ランニングボードステイは間が空いていません。トーマさんのフレームならそこまできちんと出来ています。何を言いたいかと言うと、トラスロッドがランニングボードステイの間を通っているのです。ここでギブアップですね。しかしトラスロッドパッドを作ると豪語してしまいましたので、何とかせねばなりません。とりあえずパッドの材料を作ります。

  これを切り出しますが、複雑に「くびれ」が表現されている所はもう諦めました。さらに、トラスロッドがステイを貫通するところは、無理なのでパッドの位置を少し変えました。問題はハンダ付け。こんな巨大なドロップパーツの横に小さなパッドをハンダつけするのは至難の業です。ここは「炭素棒先生」のお出ましを願いました。すなわち、パーツにハンダメッキを施して、パーツをあてがって少量の糸ハンダを乗せ、炭素棒でブーッとしたわけです。見事に流れました。炭素棒ハンダ付けの妙味は、大きなベースに小さなパーツをハンダ付けする時に発揮されます。

  エンジン側のパッドは1カ所のみつけました。トラスロッドの固定はハンダではなくメタルロックを使おうかと考えています。パッドまで作るのか!というご指摘はもっともでした。
  明日は神社の集まりで工作は出来ません。午後は展示会に在廊します。