フライスのこと

  さて、今迄使っていたものはサカイのMM-140クラスで、支柱を特注してホーセイのクロステーブルと組み合わせていました。さすがにサカイでスピンドル回転の滑らかさ、静粛さは素晴らしいものでしたが、支柱がヤワで重切削が出来ないため、今回のフライス導入となりました。

  所詮いくら整備されたとはいえ、ドラゴンはドラゴン、ヌルヌルと滑るような滑らかさはありません。特にドリルチャックはフレが大きく、小径のエンドミル等は全く使えません。これはやむを得ず、ベルメックスに頼むしか無いようです。
  寿貿易のFM80EはベルメックスのX-1の同型機で整備されてるかどうかという問題でした。その後、何とMr.Miesterのフライスも同形機であることがわかりました。
http://www.toyoas.jp/products/category/milling/detail.html?p=50
  ユニマットの3型の設計をパクッてKS200が出来たのですが、どうも同じクラスの工作機械で、製造元が同じで販売が違うということがままあるようです。バンドソーのリョービとプロクソンはその良い例ですね。そういうわけで、いままでのフライス盤は処分の予定でしたが、当分並べてその性能を比べてみる事にしました。明日、いよいよ重切削してみます。これが、模型の材料ではないんですけれど・・・・。