エアーロコを作る(18)ロッドの調整

  まず、全くガタをつけずに組みました。固いです。基本は軸箱は絶対削らず、ロッドの孔を僅かに大きくして調整します。細密リーマですと、軸孔毎に微妙に孔の大きさが違ってしまう事もあるので、0.05だけ広げる事にしました。こういうものを使います。オークションで落札しました。φ1.05のドリルです。

  このガタがφ1.1では大き過ぎるのです。16番では、φ1.6のロッドピンでロッドの孔がφ1.7は許容範囲ですが、HOeではNGです。嬉しい事に一発でした。線路の上を滑るようにコロがると、もうグラスに冷酒を注ぎたくなります。

  ロッドピンの頭をもう少し小さく、薄くします。そうしたら、動輪押さえ板を作り、シリンダーに入ります。
  フライスにはマシンバイスを取り付けました。回転式もありますが、この津田駒の70ミリが素晴らしいですね。今回もTスロットはすべて角材で埋めて、切粉が入り込まないようにしてから、作業に入ります。ギヤ駆動は少しうるさいです。U氏のように、プーリに交換しましょうかね?