スーパーキャパシタ

容量の大きな電気二重層コンデンサで、模型では集電気不良の時の「助っ人電源」になるのですが使い方は様々です。集電不良に対応すべきはB型機とか、ナローの小型機関車が対象ですね。ジャンパー線を使えば、トレーラーに搭載しても良さそうですし、停車中のLED点灯といった用途もあります。この製品は仙台のNECトーキン(東北金属)が生産していましたが震災で被災して生産出来なくなっていました。タイに生産拠点を移したのですね。S氏の話では自動車の電装用部品でもう使われなくなっているそうです。

今回T氏の斡旋で、ある電気部品屋に限定で販売されていましたので、模型仲間に頒布すべく、いつものように買い占めました。大きさは10.6×11.8×6.6ミリです。仕様は0.22Fで一部0.1Fもありますが、こちらは少量でした。O.22Fはこのようにテープにて連結されていて、機械で自動取り付け出来るようになっているようです。

このキャパシタの特徴は内部抵抗が小さいので電圧降下が少ない事です。そのことが「電気式フライホイール効果」を期待出来る理由です。黒い箱形の形状も模型には向いていますね。