B-6の再改修(8)とりあえず完成

  集電ブラシは第1と第3動輪にかけました。第2については、後日検討する事にします。コンの一番定番である動輪押さえ板にベリリウム銅線という仕様です。

  調子良く走りますが、集電不良対策として、スーパーキャパシタを装備しました。このキャパシタは0.1Fですが、電気式フライホイールとしては満足すべき性能です。残念ながら製造元のトーキンはもはや生産をしていませんが、模型のお友達よりまとまった数の入手が出来てほっとしています。スーパーキャパシタの問題は内部抵抗であり、いくら容量が大きくても内部抵抗が大きいと、急激な電圧降下の為にフライホイール効果が期待出来ないのです。その点では、このキャパシタはとても優れたものだと思います。

  上回りを取り付けました。試走は素晴らしかったです。あの気難しい走りのB-6がスルスルと滑らかに走ります。模型は走りが一番と実感する瞬間ですね。キャブ内は殆ど殺風景ですが、とりあえず、これで当初の目的は達しました。ポイントは#6を通過します。

  大阪のH御大は所有機関車の90%は走りは完璧と伺いました。当社は10%なので、真逆ですね。というわけで、明日からはまた新しいプロジェクトです。ただし、来週模型の集まりがあるので、大した事は出来ません。