wrenを作る(1)動輪

  トーマさんのシェイの1次塗装は無事完了。1日おいて、ウエザリングとオーバーコートの過程となります。
  おせっかいで作ったWrenの煙室扉は、発送を終わりましたが、Webで色々調べたらこのBタンクにすっかり魅せられてしまいました。オリジナルは2フーターですが、多少オーバースケールにすれば9ミリナローで出来なくもありません。ドコービルの前哨戦として作ってみる事にしました。一番やりたかったのは棒状のロッド類で、コッペル弁については、経験済みなので何とかなるでしょう。渡英したときに、これのライブを見ましたが、とても人気の機種なんですね。今日教えて頂いたのですが、5年前にakinoriさんが既に模型化されていました。akinoriさんはドコービルも作られていて、どうも先を越されてしまったようです。
http://homepage3.nifty.com/kelokelo/toy/narrowgauge/kerrstuart.html
  ま、それはさておきコンが作るとなればそれなりのものにしなくてはならないし、厳しいご意見番もいらっしゃいますのでともかく動輪をどうるすとかという問題です。トミックスの動力台車の流用は許されないようなので(というよりもう飽き飽きしました)、今回はフレームをちゃんと作るつもりです。動輪径は1フィート8インチですので、φ6.3くらいです。動輪セットとして頒布したφ7が使えない事はありませんが、やはりプロポーションは大事です。K兄等が作ったキットはBackmanではなく津川の下回りを使ったようですが、サイドロッドも無くて論外ですね。さてどうしようかな?と考えて、そう言えばフェルトバーン以降、トミックスの動力台車(3軸)を使っていたのでゴムタイヤの付いた動軸が大量に余っていました。こんなにあるんですよ!

  何と物持ちが良いでしょうね!で、これをちゃんと動輪にすればWrenは作れます。何しろ動輪径はφ6.4ですので。
  で、ゴムタイヤの付いた絶縁車輪は使えませんので、非絶縁車輪に絶縁車輪のスリーブを「移植」して、2ミリせり出した車輪の裏をすべて0.6まで削りこんで、7軸動輪セットを作りました。輪芯はコッペルかポーターを流用すれば良いわけです。動輪の加工はお手の物なので、あと5軸は何にするかお楽しみ。

  明日から忘年会シーズンです。いろいろ役柄もあり、来週は4件!なるべくブログは切らさない様努力します!
  ところで、トミックスの動力台車のギヤはデルリンですが、今まで割れた事はありません。厚入されています。つまり精度管理が良いのですね、津川やバックマンはギヤ割れが頻発しました。要するに、加工精度が悪いのですね。今回動輪を加工して、物凄く精度の高いのに感心しました。日本の技術は世界一であり、真似が出来ないのだと思います。