またまたフィールドワーク

  室内の作業だけでは健康に悪いので、今日はまたまたフィールドワークをしてきました。仙山線奥新川駅から西に銅鉱山の軌道跡があることは、細々と知られています。その軌道跡には、仙山線を跨ぐオメガループがあり、またそこにティンバートレッスルが残存している事は、鉄研時代に調査済みです。奥新川軌道は旧いTMSにも記載があるようですが、何号かはわかりませんでした。そこが、どうなっているのか?というのが今日のテーマです。
  作並温泉の手前から林道に入り、奥新川駅をめざします。しかし、妻は道路が荒れていて怖いので、徒歩で行こうと言い張り、車を林道のスペースに置いて、歩き出しました。峠を越えれば、見晴らしの良い所になり、遥か彼方に、仙山線の赤い鉄橋が見えます。

  そこから約1時間で、奥新川駅に到着。軌道跡の入り口はこんな感じです。以前は枕木の跡がありましたが、もうはっきりしません。40年前の事です。

  しばらく行くと、仙山線をアンダークロスします。

  その先に、あった!ありました。まだ残ってました。ずいぶん朽ち果てていますが、間違いなく軌道跡のティンバーです。

  こうやって俯瞰すると、この軌道跡がオメガループになっていて、仙山線をアンダークロスし、ループの先がティンバーになっていることがわかります。

  レイアウトで、本線とナローとは離れている事が多いのですが、本線とナローがからみあうこの風景を何時の日かやってみたい、そんな野望を抱いて帰途につきました。夜はPU101キットの再生産の作業をしました。残り30では、どうにもならず、限定200を訂正して、増産しなくてはならないようです。そうしないと、買い占めて後で高く売ろうとする人たちを利することになりますので。