木橋の製作、ボルトの表現

  木橋はボルトで組まれています。当初はME(マイクロエンジニアリング)の極小スパイクで何とかなるだろうと高をくくっていました。しかしキニイラナイ!

  やり直す事にしました。しかし、ピンを黒染めして打ち込んでも、黒染めが剥がれるし、難しいな。まさか、これを使うわけにもいかないし・・・。

  いろいろ考えて、φ0.5の洋白線を埋め込む事にしました。その後マイクロブラシで黒染め液を塗って、ボルトを黒くすれば良いわけです。この方法、案外上手くいきました。

  ボルトの表現として、線材を埋め込んで、断端をヤスリで整形し、黒染め液を塗り込む、という技法はすでにどなたたかがやられていることでしょうね。自分はこの辺は素人なので、自分なりに解決方法を模索しましたが、もしコンのオリジナルの技法であれば嬉しい限りです。しかも、ボルト周辺も多少黒ずんで、アクセントになります。これは、ボルトの孔から雨水等が染み込んで、ボルトの周辺が黒っぽくなる実物に類似していると思います。さて、では、どうしてこの技法では、埋め込んだボルトの周囲がくろずんだのでしょうか?もう、おわかりですね?
  明日は、同業者の忘年会で秋保です。石材軌道の跡も見て来ます。インクラインもあることは、既にレポートしましたよね。