ボイラーの原型(2)

  火室のところをボーリングするには、ヤトイを被せての作業となります。

  結局ハンダで固定してボーリングしました。

  ボーリング終了。

  あとは火室にあわせて曲げるだけ。

先が長いようなので。日和ります。
  実はbrassさんがBLW1000で健闘されているので、自分の1000はどうかな?と調べてみました。やはりキャブの高さは問題です。

  走りは非常に悪く手直しが必要でした。手直しの要点はペデスタルの「遊び」であり、必要最小限の遊びが大切と感じました。修復は徐徐に部分解しながらアタリを調べて効くロコビルダーみたいな作業です。最終的に動軸とペデスタルがタイト過ぎて遊びが無い事が原因とわかりました。ほんのわずか、ペデスタルをバローベの#4で削りました。これでスッと動軸が納まるようになり、走りも劇的に改善しました。プレスで抜いたペデスタルがキツいのが原因でした。モーターはフルハーベルの1016が奢っておりましたので、走行音は無音です。

  キャブ内は省略していますがそこそこ作ってあります。ここまで出来ているので、キャブの作り直しまでは必要無いかな?と感じます。

  キャブの高さに問題はあるものの、調子良く走るので塗装を落としてキャブの作り直しは諦めました。

  このキットは明らかにTMS393号の鈴木潤氏の作品がパイロットモデルになっています。キャブは3ミリ弱低くなっており、恐らく形式図等でキャブの高さを修正したのでしょうが、オリジナルの良さが損なわれてしまって、残念です。

  1-c-1とかサドルタンクとか、改造ネタとしてキットは9セットありましたが、4セット手放しました。キャブのエッチング板を考えます。

  ジョギングは21分54秒。途中で若者に抜かれたので抜き返しました。