6.5mmのモックアップ

  仮に9mmを1号機、6.5mmを2号機とするなら2号機の製作に移ります。1号機は元の図面の関係で、キャノピィの長さが少し不足していてプロポーションが悪くなりました。キットでは勿論修正します。Bタンクの場合、動軸が少し前方にこぢんまりと納まり、大きめのキャブが長めのオーバーハングとともに後方の納まるというのが、可愛い機関車の条件です。ですから2号機は1号機より少し後方が長くなってます。
  今回の登山で初めて高度計を持参しました。標高差350mを往復2時間で歩いてきましたが、高度計で位置がわかるのが新鮮でした。で、高齢者の登山で言われるように、登りはペース配分が出来るので何の問題も無いのですが、下りはバランス間隔が悪くなっているので、滑らぬように一歩ずつ下るので効率がかなり落ちます。転倒して黄金の手(本業で)を損傷するわけにはいかないので、慎重に降りました。
  2号機の下回りを動かしたら動きません。何でヤ!と調べた所、右の加減リンクがシブくなってます。ロックタイトが回り込んだのでしょう。分解して作り直しました。エクスパンションリンクは折れてしまいましたので作り直しです。
  2号機はリベットも打つ事にしました。T0.2洋白板を使います。燐青銅板ではダメなの?ということになりますが、これはもう性癖みたいなもので、どちらでもかまわないでしょう。聞く所では関西では洋白が入手困難なのに対して、燐青銅は入手しやすいそうです。まず2倍図を書いて、リベットの位置等を決めます。以前Bタンクを作った時に、水タンクまわりのリベットはこまめに、車体組み立て用のリベットは粗めにということを教わり、そういうメリハリも大切だと痛感しています。詳細に観察すると、左側の炭庫のリベットにそのことが明白に現れていましたので、今回はそれを忠実に再現することにしました。
  自分はこのようなケガキの場合には青ニスを使い、材料の寸法を決めてしまって、ハイトゲージで両側を同じようにケガきます。

  センターで、ケガキ線が一致すれば寸法は間違いないという事になります。

  登山がありましたので、ジョギングは休みました。明日はいよいよリベットを打ちます。