ボイラーの原型(1)

  試作の時に寸法とかは大体把握出来ました。しかし、これをロストの原型というわけにはいきませんね。

  今の所煙突は別パーツとし、ドームとボイラ、火室をenblocで吹いて、バックプレートは別パーツという作戦です。ロストの原型を作る場合は、極端な肉厚を避けないと「引け」が大きくなり歪みます.このボイラーの場合火室をムクにするとうまくないのですね。したがって火室部分のブロックをフライスで削って肉を薄くする等の処置が必要です。さてどうするか?ジョギング中に考えました。一般的にはボイラーを丸めて火室部分は曲げずに火室に移行するような構造ですね。このボイラーは挽き物ですが、火室部分だけ広げる事が出きるのでしょうか?そこでトライアル。過失はΦ8なのでφ6.5までボーリングして、割をいれて広げる事でその形が出来ないかな?という考えです。ですから、丸められたボイラ部分を火室のように改造しなくてはならないのですね。
  実験です。これ火室としましょう。

  割を入れてじわじわ広げます,肉厚は0.7でプライヤを駆使して曲げられそうでう。ボコボコになってもリベットを打った外板を貼るのだから心配は無いと考えます

  明日、本番です。ジョギングは、模型の事を考えながらゆっくり走り、23分5秒。