閑話休題:モノ作りの喜びは・・・

  フォーニィは少し進めました。クレンザーで磨いて手摺を付けて、屋根の構想に移りました。屋根はシェイのように取り外し式で作る予定です。
  雑談風の話題で失礼します。模型でも何でも、作る限り人に見せたい、見せて「わ!凄い!さすが!!」と言われたいのは本音です。若い頃より強くはありませんが、やはり自分ならではという工作をしたい。誰でも出来るというのではつまらない。言葉を変えれば、作り手の個性が出ていれば、良しとしたい。古今東西模型の名人はあまたおられます。超精密の名人、精密ではないけれど雰囲気の素晴らしい名人、レイアウトでも超リアルな名人から、カリカチュア的な名人まで。共通しているのは、自分の個性の発露が具現化したときの喜び、そしてそれを披露するときの満足感、そういうものが製作のエネルギーとなるわけで、ノラないのはそれが足りないからです。そんなことをダラダラと書いてきたのは、別なモノ作りで、恐らく誰も出来ないであろうとおもわれる創作が出来たのです。この猫は高さが12ミリ、それでちゃんと口の表現が出来ました。

ですから、それを忘れないように、手に覚えさせる為に約2時間、そちらに専念しました。従って模型作りは後回しに成ったというのが真相です。そちらの世界でもコンのファンは少なく無いし、二カ所に作品を納めています。注文も来ます。今日は創作の軸足が模型にありませんでした。失礼しました!