Making driver

  またまた変な英語です。本意は「動輪を自作する」ということです。フォーニィのギヤボックスは、とても公開出来ない恥ずかしい失敗をしまして、今日の一晩の工作は文字通りオシャカになりました。その顛末はさすがに書けない(ちょっぴりプライドもありますので)ので、今後の展開を考えた話題です。
  そう、あの伝説の珊瑚模型のコッペルが発売され、一通り作ってみて、キャラメルモータはかなり問題である事、ロッド駆動もかなりの難関であること、そして動輪がスポークの無いプレートであった事等不満が多々ありました。そこで、これを解消すべく、φ7ミリの動輪を自作する事にしました。ロストの原型を作り、φ7の動輪のタイヤのみ使用して、スポーク動輪を自作したのです。この時、どうしても輪芯とタイヤのマッチングのために、旋盤が2台必要となり(なに、腕が悪かったのです)、ML210を2台にして、作りました。輪芯は7本スポークで、割出し器を自作して削り出しました。その時、ロッド駆動は難しいからと、ギヤ連動とし、コッペルの下回りを作りなおすところまで進めました。その後、お嫁さんをもらい、子供が生まれ、ここまで作った動輪は作品として完成する事無く今日に至りました。まだ50枚くらいは残ってます。先日暴言を吐きましたが、動輪が市販されていないのですから、HOeなんて自作のしようがなかったのですね。幸い原型も残っていましたし、この際、この動輪を量産しようかという野望を持ってます。ロッドピンはφ1で沢山あるし、ギヤ連動なら多少のクランク半径の誤差は吸収される筈です。実現の保証はありませんが、この動輪を供給する事も、老境の蒸機屋としてすべき事かな?と愚考しています。どのくらい、需要がありますかね・・・。