フォーニィの誘惑(28)屋根

  Taddさんのご指摘のように原型の9号機の炭水部分はフレアが後方だけで、サイドは開いていない事を確認、9号タイプのフリーで助かったと変な意味で安堵しました。
  数少ない資料を見ますと、原型では幕板(というのかな?)が少し幅広く、その周囲に多分アングルによる縁取りがあるみたいです。しかし、二重の縁取りをすると屋根板そのものを作り直さないと行けないので、こんなふうにしてみました。
  嵌め込み式なので、1.5アングルを裏にハンダ付けして、きっちり嵌まるようにします。

  妻部分は0.8×0.3帯材を曲げて貼り付けました。帯材の曲げは故内野師直伝の、プライヤで少しずつ曲げる方法で、Dfさんは一瞬でモノにしましたが、コンはなかなか習得出来ず、才能の差を思い知らされました。上手い人は最初から上手いのです。

  サイドの幕板は2.0×0.3で貼り付けました。キットでは側板にツライチでハンダつけする方式なので、それだけ巾が広くなり、この上に帯材を貼り足す事が出来ませんでした。これはキット改造ということで諦めました。とりあえずキッチリ嵌るようには出来ました。

  天窓は開閉式にします。困った事に明日も明後日も会合です。またなにかネタを探さなくては成りません。来週末には妻と飛騨高山に出かけます。