ギヤードモータの作り方

  引き合いもありましたので、今夜は簡単な作り方を。みなさん、実物を見て吃驚するのですよ。「え?こんなに小さいの?」寸法図です。

  まず6×6真鍮角棒にこのように四カ所孔をあけます。

  モータシャフトはこのようになります。メインはφ1ドリルロッド、そこにφ1.5のパイプにウオームホイールを固定したものを差し込むわけです。

  モータブラケット部分は、このようにスリットにします。こうすることで、モータは横から差し込めます。この方法が一番楽と思われますし、初期のモータのように、固定ビス1本の「片締め」よりずっと良くなります。

  ということは、初めにモータを固定し、それからウオームホイールの付いたシャフトを差し込んで調整するわけです。

  やはり一発ではなかなか調整出来ず、数回のトライアルで、ようやく良い回転状態と成ります。そのため、一晩で4台が限度ですね。アルの小型小判型と記念撮影。

 今回の作り方は以前のより良さそうです。これまで数台お友達に頒布しましたが、まだこのモータで作品が出来たという事はありません。しかし、いちど回してみると感激します。ナロー等の小型蒸機をゆっくりヌルヌルと走らせる目的に対する一つの「解」と考えます。