トーマシェイに挑戦(5)バルブギヤ(殆ど病気!)

  さて、模型の先輩、仲間からいろいろ教えて頂いて、乗工社のシェイやトーマシェイの元ネタはどうやらMR1985年9月号の「Baby Shey」であることがわかりました。今日天敵さんから図面を見せて頂き、トーマシェイは銘板までこちらを採用している事がわかりました。そして、その図面を詳細に眺めると、バルブギヤの偏芯棒は文字通り「棒」であり「板」ではないのですね。そこで、まずエッチング板のある部分にφ0.4の孔をあけます。何とそこには、ちゃんとポンチマークがあるのですよ。

  次に「ヒューズ」みたいなパーツを作ります。棒はφ0.4洋白線で、先きをつぶすと糸鋸のスリットにぴったり嵌まるので、そこでハンダします。尚、本来は「突起」は前後二カ所ですが、面倒なので前方の1カ所だけにして、後方の突起は省略してしまいました。

  フォーク部分は「ブレーキ引き棒」と同じ作り方ですので、省略。エッチング板の加減リンク部分だけ切り取って、2本の偏心棒をφ0.4カシメピンで固定しました。もちろん動きます。作っている本人もこれは「病気だな」と感じています。

  感心したのは、もともとのエッチング板の加減リンクも前進位置でした。良きアドバイスがあったのだろうと拝察します。もう一組み作るつもりが、疲れましたので今日は一組みのみ。明日はエンジンのデイテールの予定ですが、ある会合があり作れないかもしれません。