形式5組み立て記(49)ブレーキ引き棒の処理

  えー、ブレーキ引き棒の受けは、本機の場合かなり仰々しいものですね。しかも、思い切ってカットする必要があります。

  気に入らないのは、ブレーキ引き棒の「受け」のところ、フォーク状になってますが、ほんまかいな?
  いずれにしても、動輪押さえ板にブレーキ梃子と引き棒を納めると、フレームの「受け」とは外れないと分解出来ません。そこで、「受け」ぼフォーク部分は、ピンがあることにして真鍮線を通して固定し、その跡このようにフォークにしました。

  引き棒は火室を通過するので後方が長いです。

  後方の引き棒の末端はバイスで潰してフラットにして、先ほどのフォークに差し込むようにしました。

  これで、無事分解可能なブレーキ装置の模型と成りました。フレームの造作と動輪押さえ板の造作をどこかで連結、分解しなければならないのが、模型の宿命です。今回の処理、ご理解いただけましたか?(キット説明書には何も書いてません)

  ま、これはコン流であり、色々なやり方が出来ると思います。キットのオリジナル通り組める腕の人は、是非組んでみて下さい。見せて頂いて最敬礼します。