Koppel 10Hpの改造(8)動輪押さえ板

  の前に(これはU氏の良く使う台詞ですが)、先日のスーパーパイクの件、シーフォースは出入りの業者でしたので電話。
「あの、スーパーパイクの#6-0頼んだのに、スーパーゼロが入っていましたよ!」
「あ、すみません。当方のミスです。交換しますので送り返してください。」
「あれ〜〜、もう使っちゃいましたよ!友人にも分けたし。引き取りますけれど、価格はどちらが高いんですか?」
「それが、スーパーゼロの方が高いんですよ。そう言う事でしたらお引き取りいただいて、新ためてご注文くださいな。今回の差額は当方のミスという事で処理しますので。」
「あ、わかりました。それじゃあらためておたくに注文かけますね!」
ということで一件落着。やはりスーパーゼロはヘルクレスの後任のようです。ちなみにスーパーパイクですが#8-0があったのでそれを2グロス注文しました。細密パイプやアングルのカットに有用でしょう。もちろん模型仲間にもお分けしますので。
  それから、Gootの鏝先のメッキを削ってしまう話ですが、やはり本来は削るべきではないのであり、削った場合の諸問題はあくまで自己責任という事でお願いします。Ue氏はメッキを大切にしていて、1〜2年は鏝先を交換せずに使っておられます。コンは「ハンダ鏝の鏝先は削って使う」ということが骨身に沁みていますので、こういう暴挙に出たとご理解ください。
  さて、今日は(ガラスの方をかなり頑張りましたが)動輪を組み立てて、動輪押さえ板にかかります。自作しても良かったのですが、高価なキットですので出来るだけ部品は活かそうと、押さえ板も「唐竹割」しました。接合はハンダでは弱いので銀ロウとなります。銀ロウ付けの要諦はワークを磨いておく事と、加熱をゆっくりする事です。過熱するとワークが赤らんで変形します。ま、こういう作業はあのお方が別格に上手だと思いますが(最近御無沙汰ですね)・・・。

  ちなみに、今回唐竹割りしたフレームは少し狭過ぎて、動輪の左右動がありました。この左右動を殺すのが動輪押さえ板ですね。トーマさんのCタンクでは、この押さえ板で第1動輪の左右動を殺しており、非常に感心しました。

  これで、乙ゲージに改軌する大凡のキモは終わりました。一旦矛先を納めて、未完成のWrenやフォーニィに戻る予定です。
  暑くてジョギングは大変。今日は日和って走りました。24分5秒です。この4分の差は何なんでしょうね?