やりなおし!

  昨日の角サドルの曲げは、鋭角過ぎました。もう少し丸みが無いと雰囲気が出ません。二つ作り、検討しましたが、これは廃棄して作りなおす事にしました。洋白という素材が間違っていたようです。もう少しゆるやかに曲げるのであれば、燐青銅が良さそうです。どのみちリベット打ちなんて数分ですので、作りなおす事にしました。Dfさん程ではありませんが、気になった部分をそのままにして、結局気に入らないということがままあり、下手すると未完成になってしまいます。製作途上で、あまり妥協はしない主義です。この二つは廃棄処分です。給水タンクにでもしましょうかね(笑)。

  今日は気を取り直して、ポーターの下回りに使うワッシャ類を作りました。厚さは0.2と0.3です。これだけ薄いと、突っ切りの時にバリが残ると修正不可能となります。写真はすべて突っ切りだけでの仕上がりです。突っ切りバイトにちょっぴり工夫したのですが、みなさんおわかりですね?

  もう1点は快削洋白材の問題。実は快削洋白棒はφ3以上なのです。細いものは快削ではないので、突っ切りなどではバリが多く残ります。このワッシャもφ4から削り出して、外径1.6内径1.1としてます。板材では快削材は無いので、OJをやっている人たちは、快削の丸棒を製材して板にして、それでロッド等を作っているそうです。