製材

  だるまやさんのギヤの入手の見通しが怪しくなり、意気消沈していたのですが、お友達はありがたいもの、ギヤの製作に協力して頂けることになり、見通しが立ちました。なにしろさるナローの集まりで「Kさん、ドコーは何時まで待たせるんですか!」と凄まれた事もあり、パワーの衰えた老モデラの最後(に近い)挑戦で、多少は萌えて、否燃えております。
  クロスヘッドを洋白板で作ろうと切り出す前にハタと考えました。洋白板は多分ローラで圧延したときの加工硬化で、とても硬くなっていてしばしばドリルを折り込みます。もしφ0.2の孔を6ケ正確にあけようとした時に、折り込まない保証はありません。一方快削洋白棒は、快削真鍮棒より加工し易いとも言われています。HさんとかMさんといったOゲージャーは快削洋白材を求めて、洋白棒を「製材」して使っていると伺いました。今夜はこれをやってみます。φ4の洋白棒を30ミリ程カットして2本準備。横フライスで削ります。

  敷板を工夫して反対側も削り、コバを仕上げればt1.0の4×30の洋白板の出来上がり。

  これでクロスヘッドを作ります。
  ジョギングはアイスバーンで黄金の右腕を傷める恐れがあり、軽く散歩にとどめました。クロスヘッドの製作は明日からです。