わ!大変!!

  ポーターの試作をしていて、いよいよ火室、キャブまわりに入りました。そして、大変な事に気づきました。何故キャブの中にスティームドームがあるのか?その理由がやっとわかったからです。当所は、ドームをキャブの中に移動すればそれで大丈夫と多寡をくくってました。これが大間違いとわかりました。
  圧力計はドームの前ですよね。ターレットは?あれ?何処につけるのかな?あ、ターレットは無いんだ!蒸気の供給はすべてスティームドームから直接の配管でした。インジェクタはそのために変形してドームの脇に鎮座して、給油機もドームから直接の配管、そしてバックプレートに立ち上がっています。ですから、改良キットには、ドームの脇の変形インジェクタとリュブリケータを新成しないとどうにもならないのですね。ましてや、これをシアトルに持ち込んだら、あちらの方から冷笑でしょう。グラント翁にはかなわないまでも、出来るだけ近づく努力は必要です。GKさんに、キットの販売をストップするようお願いしました。これからインゼクタと給油器の原型を作ります。ええ、やりますよ!